話題に事欠かないトラックリミット、スペインGPでF1CEOとチーム代表が話し合いへ

F1の各チーム代表は、第4戦スペインGP期間中に行なわれる定例会議でトラックリミットに関するルール変更の必要性について話し合う事になっている。

話題に事欠かないトラックリミット、スペインGPでF1CEOとチーム代表が話し合いへ

 F1に参戦する各チームの代表とF1のステファノ・ドメニカリCEOは、第4戦スペインGPで行なう非公式なミーティングにおいて、トラックリミットについて議論するようだ。

 近年、F1はトラックリミットの逸脱に対する取り締まりを厳しくしてきたが、その判定や運用に関しては、一貫性が欠如していると批判を浴びてきた。

 今季もトラックリミットに関する話題には事欠かず、開幕戦からマックス・フェルスタッペン(レッドブル)らがこのルールに振り回されてきた。ただ第3戦ポルトガルGPでフェルスタッペンがトラックリミット違反でポールポジションを失ったことや、ファステストラップを取りそこねた点については議論の余地はないと言える。

 しかしながらレッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、トラックリミットの運用方法の一貫性については、議論すべき点があると考えている。

 ホーナー代表が懸念しているのは、あるコーナーではトラックリミットを超えることが許され、別のコーナーではそれが許されない、という状況が存在することだ。

 Sky F1に対してホーナー代表は次のように語っている。

「我々にとっての主な問題は、トラックリミットを超えてしまったことだと思う。我々がポルトガルでラップタイムを、バーレーンではオーバーテイクポイントを奪われたことは明らかだ」

「ただ私は、この件についてはあるコースから別のコースへ、特定のコーナーから別のコーナーへ移ったときの一貫性の問題だと思っている。チームにとってすら理解するのが難しければ、ファンに向かってどう説明すればいいのか……私にはサッパリだ」

「つまり『あのコーナーでは超えてもOK、でもこのコーナーはダメ』ではなく、他のスポーツのように『入っていたのか、入っていなかったのか』をはっきりさせることだ。現状では酷く混乱させられる。こうした点については、土曜日にチーム代表の間でもっと話し合うことになるだろう」

 またホーナー代表は、ドライバー側にとってはコックピットからの視界が悪いため、コース端をどこまで走って行けるかを判断するのはかなり難しくなっているとも語っている。

「実際にマシンに乗って猛烈にプッシュしていると、白線がどこなのかを判断するのはかなり難しい」

「ランブルストリップス(路肩などに設けられ、ガタガタと振動と音でドライバーに位置を知覚させる道路の仕様)みたいなものがあるわけでも無いからね」

「マックスは間違いなく限界まで攻めていたし、それが彼の望んでいたものだったのは間違いない。その結果トラックリミットを僅かな差で超えてしまったが、それは仕方のないことだ。私としてはこの結果から学ぶことがあると思うし、それはチームだけではなく、サーキットやFIAもそうだと思う」

 

Read Also:

シェア
コメント

関連動画

アルファタウリの角田裕毅、馴染みのカタルニアで初日7番手発進「自信を持ってドライブできた」
前の記事

アルファタウリの角田裕毅、馴染みのカタルニアで初日7番手発進「自信を持ってドライブできた」

次の記事

【F1メカ解説】”走り慣れた”バルセロナに登場した、各チームのアップデート

【F1メカ解説】”走り慣れた”バルセロナに登場した、各チームのアップデート
コメントを読み込む