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アストンマーチンF1、レッドブル出身の新たな人材がすでに力を発揮「妥協を強いられることがないようにしなければいけない」

アストンマーチンF1テクニカルディレクターのダン・ファロウズは、チームの積極的な人材獲得がすでに効果を発揮していると語った。

Sebastian Vettel, Aston Martin AMR22

写真:: Erik Junius

 アストンマーチンは、他チームからのヘッドハンティングで積極的に人材を補強しているが、その効果が出始めているようだ。

 ローレンス・ストロールがチームオーナーとなって以来、アストンマーチンは大規模な採用活動を開始。レッドブルからダン・ファロウズをはじめとする主要メンバーを引き抜いた他、メルセデスから副テクニカルディレクターのエリック・ブランディン、アルファロメオからエンジニアリングディレクターのルカ・フルバットなどを獲得した。

 テクニカルディレクターに就任したファロウズは、パドック中から集まった新メンバーと。チームに長年在籍しているメンバーのコンビネーションが、チームの進歩に役立っているという。

「我々は他の人たちがうまくやっていることから学びたいと思っている」と、ファロウズは英Autosportの取材に答えている。

「また幸運なことに、何がクルマを速くするのかについて独自の考えを持つ、非常に才能豊かで経験豊富な人々を我々は採用することができた」

「素晴らしいことに彼らはとてもオープンマインドでこの環境に入ってきたし、彼ら自身の経験、そしてチーム全体としての経験を活かして、自分たちの道を切り開こうとしてくれている」

 ファロウズは、空力チーフとして働いていたレッドブル時代のチーム運営方法について、有益な知識をアストンマーチンに持ち込んだことを認めている。

「レッドブルが優れている理由はいくつもある」と彼は言う。

「レッドブルはレースチームや製造ファクトリー、デザインオフィスなど、チームのあらゆる側面に関して何年にもわたって問題を解決してきたのだ」

「私は、エンジニアとしてその一翼を担えたことを誇りに思っている。彼らは非常に強いチームであり、レースに勝ち、チャンピオンシップを獲得するということがどういうことなのか知っている。私はその経験を積んできたと思う」

「重要なメッセージは、自分がやっていることのあらゆる側面に、パフォーマンスに妥協を強いられるような穴がないことを確認しなければならないということだ」

 しかし彼は、アストンマーチンが成功するためには、他のトップチームがやっていることをそのまま真似るだけではいけないと強調した。

「我々にとって重要なのは、ライバルがやっていることをそのまま真似しないようにすることだ。それでレッドブルやメルセデス、フェラーリを追い抜くことができるとは思っていない」

「だから、自分たちのやり方を発展させていかなければならない。新しいファクトリーができたことで、この勢いを示すことができたし、グリッドを上げて勝つためのプロセスを加速させたいという願いもある」

「この情熱、モチベーション、そして最終的にそこにたどり着くという確信が、我々を助けてくれるんだ」

 ファロウズは、1991年のジョーダン時代からチームで重要な役割を担ってきたアンドリュー・グリーンが引き続き重要なポジションにいると語った。

「アンドリューは今でも我々のチーフテクニカルオフィサーであり、非常に重要な役割を担っている」

「我々はチームを作り上げているところだ。それは、デザイナーからエアロ部門、そしてシニアテクニカルチームに至るまで、まさに草の根的に行なわれている」

「アンドリューは、非常に多くの経験を積んでおり、シニアチームのまとめ役としても非常に優秀だ。私が好きな彼の役割のひとつは、私の”肩の上に座って”、何度も何度も『これはやったか、あれはやったか』と教えてくれることだ」

「ある分野でどのように協力していくかを明確にするために必要な会話を、すべてまとめてくれるんだ。そのような監督的な役割において、彼は非常に貴重な存在だ」

 チーム代表のマイク・クラックは、新メンバーによるインプットはすでに2022年のチームの進歩に現れていると語った。

「非常に素晴らしいリカバリーだと思う」とクラックは指摘した。

「ダンのような人々が加入した影響は、はっきりと見てとれる。我々にはかなり勢いがあると思う。ここに来れば、そのスピリットを感じることができる。正直なところ、この路線でやっていけると信じている。その点では至極順調だ」

 
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