アロンソ、アストンマーティン・ホンダの“スロースタート”を示唆。しかし楽観的姿勢は崩さず「すべてのピースが揃いつつある」
フェルナンド・アロンソは、今季のアストンマーティンは「走り出す前に歩く」必要があると語るが、強力体制で迎える新シーズンには楽観的だ。
F1バーレーンテストの1回目を終えた段階で、課題を多く抱えているように見えるアストンマーティン。ドライバーのフェルナンド・アロンソは、今後チームがやるべきことなどについて説明した。
アストンマーティンは今季、天才デザイナーのエイドリアン・ニューウェイがマシンの設計を担当し、ホンダがワークスパワーユニットを供給するという強力な体制を整えた。シーズン開幕当初は新たなパッケージの歯車を噛み合わせることに焦点が当てられるが、完成したニューマシンAMR26は未だチームが目指すような挙動を示していないのではないかと言われている。しかしベテランのアロンソは依然として楽観的だ。
Sky Sports F1から、ニューウェイがなぜあれほどの競争者でいられるのか理解できるかと問われたアロンソは「もちろんだ」と答える。
「彼は特別だ。素晴らしいデザイナーであり、チーム内での働き方もとても独特なんだ」
「コンピューターとシミュレーションが主流の時代にあっても、エイドリアンはいまだにドライバーと直接話し、自分たちが抱えている問題についてのフィードバックを活用している。彼は問題の全体像を把握することができるし、おそらくその時点で解決策をすでに思い描いているんだ。彼と話し、彼から学べることはある意味でとても魅力的だよ。今年は本当に楽しみにしている」
バーレーンテストでパワートレイン関係の問題にも見舞われたアストンマーティンは、3日間のテストで最も走行距離の少ないチームとなった。アロンソは98周、ランス・ストロールは108周を走ったが、チームアンバサダーであるペドロ・デ・ラ・ロサは、アストンマーティンが「明らかに遅れている」と認めている。
しかし、こうした状況も経験豊富なアロンソを不安にさせるものではないようだ。むしろ彼は、ポジティブな側面に目を向けることに意欲的である。
「今はアストンマーティンのプロジェクトにとって重要な時期だと感じている」とアロンソは言う。
「施設はついに完成した。これまでは外部の風洞を使用していたけど、今では自前の風洞でマシンを設計している。ギヤボックスも今回が初めての自社製だ。これは大きな挑戦だけど、初めてマシンの主要コンポーネントを自由に設計できるということでもある。それにホンダをパートナーに迎えることもできた」
「すべてのピースが揃いつつある。最大の課題は、それらすべてをうまくまとめて、適切なタイミングで機能させることだ」
さらにアロンソは、今シーズンがスロースタートになる可能性を認めた。
「僕たちは昨年コンストラクターズランキング7位だったから、まずは走り出す前に歩きながら一歩ずつステップを踏んでいかないといけない」
「僕たちは競争者だ。勝ちたいし、大きな目標に向かって戦いたい。しかしそれには時間が必要だ。そのタイムラインをできるだけ短くしたいと思っている」
記事をシェアもしくは保存
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。