アロンソ44歳、レーサーとして衰えは感じず「僕はベストだし、証明する必要もない」
フェルナンド・アロンソは2026年シーズン序盤は望んでいたような順位を争えていないが、それは自分が衰えたからではないと確信している。
Fernando Alonso, Aston Martin Racing
写真:: Alastair Staley / LAT Images via Getty Images
2026年シーズンが開幕して4戦が終了したが、これまでのところアストンマーティンのフェルナンド・アロンソは思うような結果を残せていない。だが彼は自分が衰えてきているなどとは、全く考えていない。
カナダGPを前にしたメディアデーで、「マシンに競争力がない状況で、F1ドライバーはどのように自身の進歩を測るのか」と問われたアロンソは、次のように答えた。
「何も評価する必要はない。僕はベストな状態だ。何かを証明する必要もない。自分が適切なレベルにあると信じるために、何かを感じる必要もない」
アロンソによれば、その確信はF1以外の場面でも得られているという。F1という最高峰カテゴリーでは、結果はチームの競争力に大きく左右される。しかし彼は、他のマシンやカテゴリーで走ることで、自分の純粋なスピードが依然として健在であることを確認していると語った。
「もしカート場へ行って自分が最速じゃなかったら、その時は心配するだろう。GTカーに乗って最速じゃなかったら、その時も心配する。そういうことだ」
「でも現実にはそういう場面でも僕が一番速い。だからF1の週末に来た時は、あとはより良いマシンを手にするまでの時間の問題なんだ」
またアロンソは44歳となった今でもモチベーションを保つことができている理由についても説明した。
「僕はチャンスを待っている。そしてその間、チームを助けようとしている」
「それに、F1で必要な競争心を失わないことも大事だ。だから異なるカテゴリーや異なるクルマをドライブして、自分自身を試し続ける。そして、自分がまだ競争力を持っていると感じるんだ」
Fernando Alonso, Aston Martin Racing
Photo by: Guido De Bortoli / LAT Images via Getty Images
アストンマーティンは開幕前からパワーユニットの振動問題に悩まされ、ライバルと比べて大きく出遅れた。そうした状況の中では、ドライバーふたりのフラストレーションをマネジメントしていくことが大事だと、アストンマーティンのマイク・クラック(チーフ・トラックサイド・オフィサー)は語った。
「最も守られるべきなのはドライバーたちだ。なぜなら、毎週木曜、金曜、土曜、日曜と同じ質問を受け続けるからだ」
クラックはそう語る。
「そして翌週もまた同じことの繰り返しになる」
「だから彼らにとって、一番難しいのは繰り返し同じ状況に向き合い、毎回同じ答えを返すことなんだ。上海でも言ったが、我々はドライバーをそうした状況から守る必要がある」
「なぜなら、グリッド後方を走ることでフラストレーションが積み重なっていくからだ」
アストンマーティンは、マシンへの理解が進み大幅なパフォーマンスアップが狙える夏頃までアップデートを待つ予定となっている。そのため、特にレースが続く今後数週間は厳しいものになるだろうという認識をクラックは示した。
「だからこそ、状況をマネジメントすることが大事になる。これからヨーロッパ戦に入ってレースが続いていくため、我々は踏ん張る必要がある」
「今朝、チームでミーティングを行なった。状況については率直に話し合っているため、チームの雰囲気は良い。状況を理解しているし、しっかり議論もしている」
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