フェラーリ、サインツJr.との2023年以降の契約延長は「簡単に話がまとまる」と楽観的な姿勢
フェラーリは、移籍1年目から印象的なシーズンを過ごしたカルロス・サインツJr.との契約延長について「簡単に話がまとまるだろう」と考えている。
Carlos Sainz Jr., Ferrari
Ferrari
フェラーリは、カルロス・サインツJr.との2023年以降の契約延長に対して楽観的な姿勢を見せている。
サインツJr.は、4度のF1世界チャンピオンであるセバスチャン・ベッテルと入れ替わる形でフェラーリと2年契約を結んでチームに加入した。移籍1年目の2021年シーズンでは、4度表彰台に登りドライバーズランキングで5位を獲得した。
サインツJr.は新しいチームメイトのシャルル・ルクレールと良い関係性を築き、ふたりはフェラーリをコンストラクターズランキングで3位に押し上げた。
フェラーリでスポーティングディレクターを務めるローレン・メキーズは、サインツJr.とルクレールの若手コンビは「最高だ」と最終戦アブダビGPの際に語り、チーム代表のマティア・ビノットはオフシーズン中にサインツの将来について話を進めるつもりだと明かした。
ビノットはシーズンエンド恒例のメディア電話会議に出席した際に、2023年以降もサインツJr.をチームに留めるべく契約延長について話をする計画を明らかにした。
「前回のレースでも言ったと思うが、彼との契約延長については冬の間に話し合うつもりだ」とビノットは語る。
「落ち着いて時間をかけて話し合い、理解しようと思っている。彼はシーズン中とても良い働きをしたし、彼がチームに溶け込んで、コース上でのパフォーマンスを毎レースに渡って発揮したことにとても満足している」
「そのため、我々は腰を落ち着けて契約を結ぼうと試みるだろう。オフシーズンの間に行なわれるだろう」
Carlos Sainz Jr., Ferrari, 3rd position, lifts his trophy
Photo by: Glenn Dunbar / Motorsport Images
また、ビノットはメディア電話会議にて、サインツJr.との2021年シーズン精査や新たな契約条件についてまだ正式に話すことができるモノはないものの、契約延長の交渉は簡単な会話になると予想していると語った。
「彼とは腰を据えて話したいが、まだ話し合いは始まっていない」ビノットは言う。
「彼としても、カルロスというドライバーとしても何を思っているかは分からない。だから今回、答えられることはない」
「まず、彼がどう思っているかを理解して、シーズンを振り返ってから、一緒に将来を見据えていきたい」
フェラーリはルクレールと、2019年シーズン終了後に長期契約を締結している。ルクレールは少なくとも2024年シーズン末まではチームに所属する。
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