フェラーリ、ポルトガルGPのフリー走行で2021年仕様フロアを先行テスト

フェラーリは、F1ポルトガルGPのフリー走行で、2021年の空力レギュレーションに対応したフロアを先行テストする。

フェラーリ、ポルトガルGPのフリー走行で2021年仕様フロアを先行テスト

 フェラーリは、アルガルヴェ・サーキットで行なわれるF1第12戦ポルトガルGPのフリー走行で、2021年の空力レギュレーションに対応したフロアを先行テストするようだ。

 2021年シーズンは、ダウンフォースを削減するためにフロアの面積が削減されることになっている。今回のフリー走行は、フェラーリにとってこの新しい空力レギュレーションが、マシンのパフォーマンスにどんな影響を与えるのか確認する最初の機会となるだろう。

 ポルトガルGPで収集した実走行データは、CFD(コンピュータ流体解析)と風洞での実験データとの相関性向上と、今後の開発方針を決定するのに役立つだろう。

 近年、フロアのエッジ(左右の端)やリヤタイヤ前の部分は各チームが重点的に開発してきたエリアだった。今季のフェラーリも、このエリアの開発を続けてきた。

Ferrari SF1000のフロア シュタイアーマルクGP

Ferrari SF1000のフロア シュタイアーマルクGP

Photo by: Giorgio Piola

 来季はダウンフォース量を10%削減するという計画の一環として、FIAはこのエリアに着目し、レギュレーションを変更した。リヤタイヤ前のフロアを斜めにカット。フロアのエッジにスロットを設けることもできなくなった。

 マクラーレンも第7戦ベルギーGPのフリー走行で、斜めにカットされた2021年仕様のフロアのテストを実施していた。

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Carlos Sainz Jr., McLaren MCL35 with a 2021 spec floor

Carlos Sainz Jr., McLaren MCL35 with a 2021 spec floor

Photo by: Mark Sutton / Motorsport Images

 それと比べると、フェラーリのフロアはリヤタイヤ前の部分が持ち上げられている。これはディフューザーの性能に悪影響を与える、リヤタイヤが生む乱流を制御するためのものだと思われる。

 また、来年はFIAによるダウンフォース削減策の一環として、リヤのブレーキダクトフィンの幅を狭くする必要がある。フェラーリはポルトガルGPのテスト用パッケージの一部として、これに対応している。

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フェラーリSF1000の後部(左:ポルトガルGP、右:オーストラリアGP)

Ferrari SF1000 rear detail
Ferrari SF1000 rear detail
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この記事について

シリーズ F1
チーム Scuderia Ferrari
執筆者 Giorgio Piola