速報ニュース
F1
フェラーリ、来季に向けた開発の焦点を“リヤ”と明言。トークン使用で全く新しい構造に?
フェラーリは来季より上位のグリッドを目指すため、開発トークンを使って来季使用するマシンのリヤエンド部分を改良するようだ。

Jonathan Noble
公開日時: 2020/10/21 3:06
Copy link
Viberでシェア
Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

フェラーリは今季、厳しいシーズンを送っている。パワーユニット(PU)の性能が前年よりも低下してる上に『SF1000』は空気抵抗の多いマシンとなっているなど問題は山積みで、中団での戦いを余儀なくされている。
ただ、新型コロナウイルスの流行を受けて導入されたコスト削減策の一環として、各F1チームは2021年に向けてのシャシー開発を著しく制限されている。基本的に開発はトークンシステムで管理されており、各チームはそのトークンを使用して、主要エリアをひとつアップグレードするか、ふたつの小規模エリアをアップグレードすることができる。そのため、苦戦中のフェラーリも来季に向けてシャシーを一新することはできない。
Read Also:
フェラーリの拠点であるマラネロでは既に新しいPUの開発が進められているが、その一方で、シャシーエンジニアリングの責任者を務めるシモーネ・レスタは、来季のマシン開発において焦点を当てている部分について明らかにした。
「我々はリヤ部分を作り替える」
レスタはイタリアの『Autosprint』にそう語った。
「2021年に向けて、シャシーと空力の観点で開発する余地がある領域はそこだと思っている」
「加えて、来季FIAはタイヤへの負荷を制限するために空力負荷を減らそうとしているが、マシンのリヤ部分はこのレギュレーション変更の影響を受けることになるだろう」
「これらの(フロアに関するレギュレーション)変更の結果、全てのチームはダウンフォースをある程度失うため、それをできる限り取り戻すことが不可欠になる。こういったことから、開発トークンを使うべき最も重要な領域はリヤだと考えている」
PUの開発も進んでおり、マシン開発の方針も定まっているフェラーリだが、レスタは2021年にフェラーリが大きな飛躍を遂げる可能性について慎重な姿勢を見せた。
「見かけほど自由ではない」とレスタ。
「(オフシーズンの間はPUを)自由に開発することができるが、2021年の開幕戦以降は凍結される。そこからは手出しできないのだ」
「空力開発は例え自由だとしても、その根本にある構造によって制限されている。空力の分野はドレスと同じだ。最終的には“ボディ”の寸法が影響を与えることになる」
「ノーズの構造が変わらなければ、新しいフロントウイングをデザインすることはできるかもしれないが、私の決定権も限られている。こういった開発の凍結や制限があるため、1シーズンでトップとの差を十分縮めるのは難しいと考えている」
Read Also:
- ダウンフォース10%減なんてすぐ取り戻せるけど大丈夫? 来季の空力規則に懸念の声
- 今季は“フェラーリ史上最悪の1年”となるのか? 過去苦戦したシーズンを振り返る
- レーシングポイント、2020年仕様のメルセデス製サスペンションを来季使用へ
あなたの意見が聞きたい!
Motorsport.comで何を見たいですか?
5分間のアンケートにご協力ください。
- Motorsport.comチーム
コメントを読んで投稿する
関連ニュース :
記事をシェアもしくは保存
Copy link
Viberでシェア
前の記事 F1ポルトガルGP、観客数を大幅削減。政府の新たなコロナ規制により、1日2万7500人に制限
次の記事 現在のペナルティポイントシステムは不毛? 変更を求めるF1ドライバーたち
Top Comments
コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?
View More & Comment

More from
Jonathan Noble

大きく前進を果たせなければ、F1タイトル5連覇は目指せない……フェルスタッペン、レッドブルに警鐘鳴らす
F1
F1 2024/12/29
大きく前進を果たせなければ、F1タイトル5連覇は目指せない……フェルスタッペン、レッドブルに警鐘鳴らす

ハミルトンのメルセデスF1最終年度での苦戦、その原因は? エンジニアリング統括が明かす
F1
F1 2024/12/27
ハミルトンのメルセデスF1最終年度での苦戦、その原因は? エンジニアリング統括が明かす

僕にできることはある……ボッタス、“最悪のシナリオ”でF1シート喪失も闘志は消えず。酒の勢いで始めたおバカ挑戦で再認識
F1
F1 2024/12/25
僕にできることはある……ボッタス、“最悪のシナリオ”でF1シート喪失も闘志は消えず。酒の勢いで始めたおバカ挑戦で再認識

More from
フェラーリ

アロンソの現役続行、かつての好敵手ハミルトンが歓迎「才能という面では、彼に敵わないドライバーはたくさんいる」
F1
F1
バーレーンGP
2 日前
アロンソの現役続行、かつての好敵手ハミルトンが歓迎「才能という面では、彼に敵わないドライバーはたくさんいる」

ハミルトン、今季最高の予選アタックで久々フロントロウ「決勝はとにかく自分たちのレースをするしかない」
F1
F1
バーレーンGP
3 日前
ハミルトン、今季最高の予選アタックで久々フロントロウ「決勝はとにかく自分たちのレースをするしかない」

ルクレール、初日トップ発進も鍵はやっぱり路面?「今後のコンディション変化を予測することが重要」
F1
F1
バーレーンGP
4 日前
ルクレール、初日トップ発進も鍵はやっぱり路面?「今後のコンディション変化を予測することが重要」
最新ニュース

MotoGP、2027年から新フォーマット導入。スプリント予選追加、ウォームアップ廃止など変化
MotoGP
MGP MotoGP
日本GP
2 時間前
MotoGP、2027年から新フォーマット導入。スプリント予選追加、ウォームアップ廃止など変化

キャデラックF1、それでいいのか? 「F1を制するのが目標なら、アメリカ拠点は最適ではない」元F1チーム代表から厳しい声
F1
F1 F1
アゼルバイジャンGP
3 時間前
キャデラックF1、それでいいのか? 「F1を制するのが目標なら、アメリカ拠点は最適ではない」元F1チーム代表から厳しい声

好調だったはずのマクラーレンはなぜ4番手チームに成り下がったのか。「状況が一変した。データに異常もないのに」とステラ代表
F1
F1 F1
バーレーンGP
14 時間前
好調だったはずのマクラーレンはなぜ4番手チームに成り下がったのか。「状況が一変した。データに異常もないのに」とステラ代表

ラッセル痛恨……シンガポールGPグリッド降格決定で逆転タイトルに暗雲。ウルフ代表認める「残念だが」
F1
F1 F1
バーレーンGP
14 時間前
ラッセル痛恨……シンガポールGPグリッド降格決定で逆転タイトルに暗雲。ウルフ代表認める「残念だが」
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
次の 2 つのオプションがあります。
- サブスクライバーになります。
- 広告ブロッカーを無効にします。
購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします
広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード
お知らせの管理
登録