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フェラーリの失速は、予算上限まで開発資金を使ったから……ビノット代表「でも来季マシンの開発に妥協はない」

フェラーリは、予算上限に達してしまったため、2022年用マシンの開発を中止しなければならなかったことを明らかにした。

Charles Leclerc, Ferrari F1-75

Mark Sutton / Motorsport Images

 2022年のフェラーリは、シーズン序盤こそレッドブルと互角以上の戦いを見せていたが、徐々に後れをとる形となり、シーズン終盤戦はまったく太刀打ちできないほどになってしまった。最近では、今季出遅れたメルセデスにも先行される形となっている。

 この理由についてフェラーリは、予算制限に上限に達してしまったため、開発を止めざるを得なかったからだと明かした。

「これは選択したモノではない。我々は予算上限まで、資金を使い果たしてしまっただけだ」

 フェラーリのチーム代表であるマッティア・ビノットは、サンパウロGPの後に今季の開発をストップした理由について語った。

「単純に、上限に達してしまっただけだ。マシンを開発するチャンスがなくなってしまったので、今までのモノを使い続けているだけだ」

 フェラーリのマシンが進化を止めたことで、メルセデスがポジションを上げることになった。しかしビノット代表は、そのことは2023年シーズンの勢力図に直接繋がるとは考えていない。

 ビノット曰く、フェラーリはマシンの改良に予算を使うことはストップさせたが、ファクトリーではまだ来季用マシンのアイデアを練るための作業がまだ続いているという。

「もちろん、我々は来年のマシン開発に妥協したわけじゃない」

 そうビノット代表は語った。

「しかし現在のマシンの通常開発に加え、それをコースで使うためのパーツを作る必要がある。我々にとってそれは追加費用であり、捻出する余裕はなかった」

 そんな中でメルセデスはサンパウロGPで今季初優勝。これには驚かされたかと尋ねられたビノット代表は、次のように語った。

「驚くべきことではなかった。ブラジルでは、彼らは速かったと思う」

「過去のレースを見ても、タイヤ選択を間違わなければ、すでに勝っていたはずだと思う。だから驚くようなことはない。タイヤの正しい選択ができなかったため、彼らは勝てなかったんだと思う」

「これまでも最速のクルマだったレースはあった。ここブラジルで勝つのは、驚きではないよ。彼らはオースティンに新しいエアロパッケージを持ち込んだが、それがうまく機能したんだろう。そしてそれをうまく活用できているのだと思う」

 
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