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F1 サクヒールGP

グロージャンの大事故を受け、バーレーンのターン3が一部修正。タイヤバリアが追加

FIAはF1バーレーンGPの1周目に起きたロマン・グロージャンのアクシデントを受け、ターン3のバリアを早急に修正した。

Adam Cooper

Adam Cooper

公開日時: 2020/12/04 7:25

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New tyre barrier

 バーレーン・インターナショナル・サーキットで行なわれたF1バーレーンGPでは、ハースのロマン・グロージャンが時速200キロを超えるスピードでターン3のバリアに衝突し、炎上するという大きな事故が起きた。これを受けて同サーキットは、バーレーンGPの1週間後に行なわれるサクヒールGPを前にバリアの修正を行なった。

 サクヒールGPはバーレーン・インターナショナル・サーキットの超高速レイアウト、“アウター・サーキット”で行なわれるが、このレイアウトにもターン3は含まれており、FIAは早急な対応を迫られた。

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 今回の修正により、ターン3は従来のガードレールに加え、そのコース側にタイヤバリアとベルトコンベア状のバリアを設置する形に変更された。これにより衝突時の衝撃緩和が期待されるだけでなく、グロージャンの事故のようにモノコックがガードレールを貫通するといった事態も防ぐことができる。

 なお、バーレーンGPではグロージャンの事故の後、レース再開に向けて壊れたガードレールを取り除き、代わりに仮設のコンクリートブロックを設置する形で対処していたが、サクヒールGPに向けては当該箇所が再びガードレールに置き換えられ、そのコース側に前述のバリアが置かれている。

 今回修正が加えられたのはターン3だけではない。アウター・サーキットのターン9にもわずかな修正があった。このターン9は通常レイアウトのターン13に位置するコーナーで、最終コーナー手前のストレートへと向かっていくコーナーだ。

 そのターン9手前のイン側には縁石が設置されていたが、高速で進入するマシンが宙に浮いてしまう可能性を懸念して、これが撤去された。

 このような変更はFIAによるサーキットのホモロゲーション(承認)に影響を与えるため軽々しく行なわれるものではないが、状況に応じてそれを許可するための手続きも存在する。

 FIAはこれらの変更について以下のように声明を発している。

「先日バーレーンで行なわれたFIA F1世界選手権のイベントについて、FIAのF1レースディレクター、FIAのサーキット監査役、FIAの安全部門と調査をした結果、バーレーン・インターナショナル・アウター・サーキットで行なわれるサクヒールGPに先立ち、以下のような変更を加えることとなった」

「ターン3からターン4にかけての右側に、ベルトコンベアが付いた2列のタイヤを設置した。そしてターン9右側のバリアを延長し、ベルトコンベアが付いた4列のタイヤを設置した」

「ターン8からターン9にかけてのイン側の縁石は、アウター・サーキットのレイアウトが使用されている間はマシンが空中に浮いてしまうリスクがあるため、それを軽減するために取り除かれることとなった」

「これらはFIAのサーキットライセンス発行条件の第5条に沿ったものであり、バーレーン・インターナショナル・サーキットの全ての構成を対象としたFIAのグレード1ライセンスは有効である」

 

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