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2026年のF1マシンは”小さく軽く”なる? 次世代PUのパワー低下に対応し、シャシーも一新か

FIAは、2026年のパワーユニットの変更を補完するため、マシン(シャシー)に求める方向性の概要を発表した。

Charles Leclerc, Ferrari F1-75, the field away at the start

写真:: Steven Tee / Motorsport Images

 4月26日(火)にロンドンで行なわれたF1コミッションの会合で様々なテーマが話し合われた中で、次世代パワーユニット(PU)が導入される2026年に向けて、レギュレーションの方向性が発表された。

 現在のPUは、1.6リッターV6ターボエンジンにMGU-HやMGU-Kからなるハイブリッドユニットを組み合わせた、F1史上最もパワフルなパワートレインのひとつだ。

 ただ2026年に導入される次世代PUは、複雑かつ高価で市販車との関連性が薄いMGU-Hを廃止することが決まっている。その代わり、MGU-Kの出力は引き上げられる予定ではあるものの、次世代PUのパワー低下は避けられないと考えられている。

 2022年に導入されたグラウンド・エフェクトカーは車重が重く、空気抵抗も大きいため、PUの性能が低下してしまうと、トップスピードの低下に繋がることが懸念されている。

 そのため、次世代マシンが求められる性能を発揮するための最善の方法を、F1は検討する必要があるのだ。

 そこでFIAは空力部門によるシミュレーション作業を経て、次世代PUの変更を補完するために、マシンに求められる方向性の概要を以下のように発表した。

・持続性と効率を向上させ、PUの特性を補完するため、空気抵抗を大幅に低減
・接近戦とマシンの追従性について、最近学んだ教訓を維持・改善すること
・マシン寸法を小さくする
・車体重量の削減または抑制
・コスト削減のため、戦略的に選択された部品の標準化または簡素化への道を歩み続ける。持続可能な材料や技術の使用を拡大し、リサイクル性に重点を置く
・安全性に関して継続的な革新を行ない、アクティブでコネクティッドな安全システムに移行する

 F1マシンの最低重量は増加の一途を辿っており、2013年(V8エンジン最終年)当時は642kgだったF1マシンは、PUの導入やマシンのワイド化、ハロの導入などで増加していき、今季のグラウンド・エフェクトカー化によって798kgまで達している。

 重量が増加する一方だったF1。次世代のマシンで一旦、その肥大化に歯止めがかけられることになりそうだ。

 
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