伝説のF1王者フィッティパルディ「F1の年間23戦は多すぎる」と苦言

2度のF1チャンピオン経験者であるエマーソン・フィッティパルディは、2022年のF1が23戦もレースを開催するのは「多すぎる」と考えている。

伝説のF1王者フィッティパルディ「F1の年間23戦は多すぎる」と苦言

 先日行われたFIA世界モータースポーツ評議会で、2022年のF1開催カレンダーが承認された。この開催カレンダーは全23戦からなっており、史上最多の開催数ということになる。

 1972年と1974年のF1王者であるエマーソン・フィッティパルディは、この23戦という開催数は「多すぎる」と懸念を表明している。

「ドライバーたちが22戦という今シーズンにどう対処できるか分からない」

 フィッティパルディはmotorsport.comに対してそう語った。

「多すぎる。多すぎるよ。来年は23戦……これはクレイジーだ」

 フィッティパルディは、11〜17戦が開催されるシーズンを経験したドライバーだ。当時と大きく異なるのは、シーズン中のテストが行なわれないようになっていること。しかしそれでも、レース数が大幅に増加したことで、関係者全員にとって「厳しい生活」になるとフィッティパルディは語る。

「ドライバーだけでなく、メカニックにとっても、そしてチーム全体にとっても非常に大変になる」

 そうフィッティパルディは付け加えた。

「F1は、すべきことに集中するという意味で、今では非常に厳しいモノになっている」

「シーズン中に彼らが家にいる日数と、旅している日数のことを考えると……それは多すぎるのだ」

「我々が現役だった頃には、14〜15戦が開催され、レースの間には数多くのテストが行なわれていた。今ではテストはそれほど多くはないが、彼らはシミュレータに乗り、体力トレーニングも受けている」

「そして今でも、グランプリとグランプリの間に関連するすべきことがあるから、最近は難しいんだ」

 年間開催数の増加には批判的なフィッティパルディだが、長年にわたってマイアミに住んでいることもあって、アメリカでのF1開催数の増加については支持しているようだ。

「マイアミGPが来年5月の初めに開催されることが決まり、さらにアメリカで3回目のグランプリも行なおうとしている。彼らは、アメリカの人々に、F1についてもっと知ってもらいたいと思っているんだと思う」

「ソーシャルメディア、そしてNetflixからのアクセスにより、アメリカの若い世代のファンがF1に関心を持ち始めている」

「今、彼らはF1を見たがっている。未成年だったり、10代以下の若いファンがね。それがF1の未来であると思う」

 

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