F1日本GP決勝スタートは14時！　2022年シーズンのセッション開始時刻が公開。スプリント予選レースは依然未定

　2022年シーズンのF1は、プレシーズンテスト終了後の3月18日からのバーレーンGPに始まり、11月20日決勝のアブダビGPで閉幕。F1史上最多となる全23レースを開催する予定となっている。

　2022年からは、これまで木曜日に設定されていたメディアデーが廃止され、グランプリ週末が金・土・日の3日間に短縮される。

　このF1の試みにより、デイレースではメディアセッションが金曜日の午前中に組み込まれ、フリー走行1回目の開始時刻がこれまでよりも遅くなる。ほとんどのグランプリでは、FP1はこれまでの現地時間11時30分開始から、13時もしくは14時開始に変更されることになった。

　また多くのグランプリでは、フリー走行2回目がこれまでの現地時間15時から、夕方へと開始時刻が変更された。23レースのうち、すくなくとも半数のグランプリでFP2が現地時間17時から開始される。

　土曜日のフリー走行3回目と予選の開始時刻は1時間ずつ繰り上げられ、基本的にヨーロッパラウンドではFP3が13時、予選が16時からスタートすることになった。

　日曜日の決勝レース開始時刻には大きな変更は見られない。昨年まで数年の間〇〇時10分にスタートしていたが、今年はほぼ全てのレースが正時にスタートすることになる。

　唯一の例外は初開催のマイアミGP。5月8日の決勝レースは、現地時間15時30分からスタートすることになる。

　夕方から夜へかけて行なわれる“トワイライトレース”を開催するのは、開幕戦バーレンGPと最終戦アブダビGP。ナイトレースをサウジアラビアGPとシンガポールGPで開催する。

　鈴鹿サーキットで行われる日本GPは、金曜日FP1が13時、FP2が16時開始。土曜日FP3が13時、予選が16時から行なわれる。決勝レースは日曜日の14時に火蓋が切って落とされる。

　シーズン開幕となる開幕戦バーレンGPのFP1は、3月18日現地時間15時（日本時間21時）からスタートする。

　なお、昨年の試験実施に続き今年も導入が予定されているスプリント予選レースフォーマットの詳細スケジュールについては依然として明らかにされていない。

　当初、F1は2022年シーズンではスプリント予選レースを6戦へ拡大する計画だったが、それに伴う金銭的保証をめぐり一部チームから反対の声が上がった。これにより、F1は2022年もスプリント予選レースの3戦実施という妥協案を提示している。