フェラーリ代表、マイアミGPの戦略巡りチーム擁護「フェラーリファーストで良い仕事をした」
フェラーリのF1ドライバーはどちらも、F1マイアミGPでのチームオーダーに不満を持っているが、フレデリック・バスール代表は良い仕事をしたとチームを擁護した。
Frederic Vasseur, Ferrari
写真:: James Sutton / Motorsport Images
フェラーリのフレデリック・バスール代表は、F1マイアミGPでのチームオーダーについてシャルル・ルクレールとルイス・ハミルトンのフラストレーションを認めながらも、意思決定に惰性があったことを否定した。
レース中、フェラーリはタイヤ戦略が異なるルクレールとハミルトンのポジションを入れ替え、ミディアムタイヤを履くハミルトンが6番手を走るアンドレア・キミ・アントネッリのメルセデスに追いつけるようにした。
ハミルトンはアントネッリとのギャップを2、3秒詰めるのが精一杯。再びルクレールが接近したこともあって、フェラーリは再びチームオーダーを出し、ルクレールに7番手のポジションを返した。
フェラーリのドライバーはどちらも、チームの判断に完全には納得していなかったようで、ハミルトンはルクレールの後ろでスタックしたことでタイムをロスし、チームの判断が遅すぎたと不満。ルクレールは後ろからカルロス・サインツJr.(ウイリアムズ)が接近してくる状況に不安を感じていた。
Charles Leclerc, Ferrari, Lewis Hamilton, Ferrari, Carlos Sainz, Williams
Photo by: Andy Hone / Motorsport Images
バスール代表は、この判断はチームの方針を最優先して下されたものであり、チームは後ろにいたドライバーが本当に速かったのか、それともDRSのアシストによって助けられただけなのかを理解しようとしていたと語った。
「我々には一般的なポリシーがあり、それに従っている」
「問題は入れ替えをしないか、前にいるドライバーを捕まえらなかった場合にポジションを戻すことだ」
「レースのこの段階での問題は、後ろにいるクルマが前にいるクルマより速いのか、それともただDRSの効果なのかを理解することだ」
「(レース後)ルイスと話し合ったが、フラストレーションは十分に理解できる。彼らはチャンピオンだ。レースに勝ちたいと思っている。それなのに我々は彼らにチームメイトを先に行かせるよう求めている。決して簡単なことじゃない」
「今日は他のチームがそうしているのを見なかった。我々は責任を持ってそれをやった。それがチームの方針だからだ。我々はフェラーリのためにレースをしているんだ」
「正直なところ、チームとしてはいい仕事ができたと思う。でも、ピットウォールにいて、後ろのクルマがDRSがあるからこそ前のクルマより速いかどうかを理解しなければならないとき、それは簡単な判断ではない。2時間後(レース後)にやる方がずっと簡単だ」
「我々は彼らにそれをするように頼み、彼らはやってくれた。クルマに乗っているときのフラストレーション、これはよく理解できる。我々は話し合いをして、よりリラックスできるようになった」
バスール代表は、ドライバー交代の決断が遅すぎたことを否定し、エンジニアたちが情報を分析し、重要な決断を下そうとしていただけだと述べた。
彼はまた、チーム無線が放送に乗るのが少し遅くなることが、状況を少し悪く見せており、話し合いが他の情報にまぎれていたことを示唆した。
「ラジオ放送の遅延を管理しているのはFOMだということをまず理解しなければならない。つまり、我々が彼らドライバーに何かを聞いているときに、半周後や1周後にそれが生中継されることがあるんだ。過去にそういうことがあったんだ」
「そして、マシンのセットアップなどについて彼らと話し合っている大量の情報もある。それに、ターン11やターン17の前にそれをやるように頼むのは必ずしも簡単なことじゃない。正直なところ、我々はやるべきことをやったと思う」
「半周前にやったほうが良かったとか、半周後の方が良かったとかという議論はいつでもできる。だが正直、我々は良い仕事をした」
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