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ハースF1、マラネロにオフィス新設もフェラーリとの関係は「劇的に変化したわけではない」

ハースのギュンター・シュタイナー代表は、マラネロに新オフィスを開設し、フェラーリのスタッフが出向しているにも関わらず、フェラーリとの関係に劇的な変化はないと語った。

Mick Schumacher, Haas VF-21, Carlos Sainz Jr., Ferrari SF21

写真:: Charles Coates / Motorsport Images

 2021年に予算制限がF1に導入されたことを受け、フェラーリはリソースの流用を図り、多くのスタッフをカスタマーチームであるハースとの共同作業に配置転換することを決めた。

 マラネロにデザインオフィス”ハース・ハブ”を建設するのもその一環だった。ハースの新車『VF-22』は元フェラーリのシニアデザイナー、シモーネ・レスタが率いるチームによってデザインされている。

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 ハースのチーム代表であるギュンター・シュタイナーは、マラネロオフィスを開設してもハースとフェラーリの関係は大きく変わっていないと述べ、この機会を活かすというシンプルな決断だったと説明した。

「関係は劇的に変化していないと言えるだろう。いつもいい関係を保っている」

 そうシュタイナーは語った。

「この関係は、FIAの規則にも規定されている。マラネロにいるからと言って、それ以上のことはできない。予算制限があるからオフィスが空いていたんだ」

「オフィススペースが使えるというアドバンテージがあったし、予算制限の関係でフェラーリから30~35人ほどが移籍してきた」

「しかし、フェラーリとの協力関係は良くも悪くも変わっていない。ほとんど同じだ。ただ、今はマラネロで大勢の人たちと一緒に座って作業をしているんだ」

「マラネロには現在ふたつのオフィスがあり、ひとつは風洞、もうひとつはデザイナーと空力担当者がいるところだ」

「風洞実験のセッションがある時、風洞のコントロールルームで立っている必要がなく、仲間が座っていられるようなオフィスが常にあるんだ」

 2016年にF1参入して以来、ハースはレギュレーションで認められている限り、フェラーリからできるだけ多くのコンポーネントを取り入れるというモデルでF1に参戦している。これによりチームのコスト削減とオペレーションの合理化を可能としているのだ。2022年のニューマシン、VF-22もそのアプローチで開発されている。

 ハースでテクニカルディレクターを務めるレスタは、「供給パラメータの観点から、フェラーリとのあらゆる機会を最大化しようとしている」と語る。

「我々はグリッドで最も小さいチームだから、そのチャンスを最大限に活かすことが重要だ」

「昨年と今年とでは、新しいコンポーネントの仕様など、レギュレーションが目に見えて変わっている。だから、フェラーリから購入できるものは少なくなり、パラメータも少し変わっている」

「しかし、要するに、技術的なレギュレーションの中で可能な限りのことをやろうとしているのだ」

 
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