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ハース、F1撤退の可能性も?「全てはシーズン序盤次第」だとチームオーナー

ハースF1チームオーナーのジーン・ハースは、2020年シーズン序盤の展開次第で、2021年以降もF1に留まるかどうかを決めると語った。

Jim Utter Jonathan Noble

公開日時: 2020/03/04 10:46

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Romain Grosjean, Haas VF-20

 ハースF1チームのオーナーであるジーン・ハースは、2020年シーズン序盤のチームのパフォーマンスで、2021年以降もF1に留まるか判断すると語った。

 ジーン・ハースは、チームに競争力がある場合にのみ、F1への投資を続けるつもりであることを公言してきた。また、2021年にF1のレギュレーションが新しくなることにより、莫大な費用がかかることを懸念している。

 ハースがF1参戦継続を決めた場合、他の全てのチームと同様、新たな時代に突入するF1に5年間は参戦する必要が生じる。

 motorsport.comの独占インタビューに応じたジーン・ハースは、今後についての考えを訊かれ「今シーズン序盤のF1がどうなるかを見ている」と答えた。

「好調なスタートを切った場合、参戦を継続できる可能性があるかもしれない。しかしまた悪い年になったら、順風満帆とは言えないだろう」

「我々はF1を5年間戦った。それは一種のテストだったんだ。5年間の戦いを確認・評価して、次に進むかどうかを決定する」

「我々は戻ってこないとは言っていない。評価をする必要がある。さらに5年間F1に参戦するというのは、大きな覚悟が必要なんだ」

 ジーン・ハースは、F1参戦がハースのビジネスにとっては良い影響があったと認めたものの、2021年のレギュレーション改革によりどれだけコストが増えるかは不透明だと語った。

「(ビジネスに関しては)かなり助けになった。ヨーロッパとアジアの市場で認知度をかなり上げることができた」

「我々は多くの顧客をレースに連れて行き、それも全てうまくいった。しかし、2021年に新たなレギュレーションが導入され、どれだけの費用がかかるかは大きな疑問だ」

「F1では非常に多くの変更が行なわれる。これらすべての変更に対応するために費用を費やす価値があるのかを検討する必要がある。誰もが、変更自体は良いと思っていることを知っている。しかし良いかい、それらは高価なんだ」

 F1には2021年から1億7500万ドル(約188億円)の予算上限が設けられる予定だが、ハースの予算は下がらないと彼は主張。投資に対し、F1におけるリターンは見合っていないと語った。

「間違いなく、財政的には価値がない。それは言える」

「小規模チームに有利なビジネスモデルではない。誰もが知っているように、分配金の7割は上位3チームに、残りの3割は他の7チームに配分される。少なくとも我々の状況では、F1チームを運営するのにかかる費用の約3分の1しか賄えていないんだ。これは良いモデルとは言えない」

「一部のビッグチームはスポンサーと関係を築き、1億7500万ドルの予算上限に達する金額を得ているが、他の多くのチームはその4分の1の予算でチームを運営している。こんな不釣り合いな状態で、レースチームを運営できるか?」

 今シーズンも中団チーム争いは激しくなると思われるが、彼はハースが上手く抜け出すチャンスはあると考えている。

「我々のマシンは確かに最速ではなかった。我々は中団にいた」と、ジーン・ハースはプレシーズンテストについて語った。

「唯一のグッドニュースは、フェラーリからそれほど離されていなかったことだ。しかしフェラーリはタイムシートのトップに連日立っていたわけではなかった」

「F1はチャレンジであり、難しいスポーツであり、非常に高価だ。時間もかかるし、戦うチームには多大なストレスがかかる。トップ4または5にいないチームにとって、あまり有益ではないんだ」

 

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