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分かれるハミルトンへの人気。メルセデス代表「その方がF1にとっては良いこと」

メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ウルフ曰く、誰もがルイス・ハミルトンに好意的であるよりも、その評価が偏った方がより優れたF1になるはずだと考えている。

Lewis Hamilton, Mercedes AMG F1

写真:: Steve Etherington / Motorsport Images

 メルセデスのチーム代表であるトト・ウルフ曰く、誰もが中立的な立場でF1を見るよりも、ある人はルイス・ハミルトンを熱心に応援し、逆にある人はハミルトンに対して批判的である方が、F1としては好ましい形であると考えていると主張する。

 先日行われたイギリスGPの木曜日、FIA合同記者会見に出席したハミルトンには、記者から厳しい質問が飛んだ。それは、「ナイジェル・マンセルはイギリスで高い人気を誇っていたのに、あなたがイギリスで広く人気を手にできていないのはなぜだと思うか?」というもの。この質問は暗に、ハミルトンの地元イギリスでの”イギリス人”に関する認識について、物議を醸し出そうとする意志によって投げかけられたようにも思える質問だった。

 この質問を踏まえ、ウルフ代表は次のように語った。

「彼は確かに、母国の観衆の前で、特に良いレースをしたいと思っているだろう」

「そしてそのことは、この状況にさらなる緊張と激しさをもたらしたと思う」

「私からすれば、世界で最高レベルのスポーツスターの多くは、評価が分かれていると思う。(テニスの)セリーナ・ウイリアムズについても、同じようなことを聞いたことがある。人々の半数は彼女を愛し、彼女が勝つことを望んでいる。そしてそのほかの半数は、相手のプレイヤーを応援するんだ」

「中立の立場にいて退屈するよりも、どちらかに偏った方が楽しめると思う。それが私の意見だ」

 元サッカー選手のリオ・ファーディナンドは、ハミルトンをSNS上で擁護。ハミルトンに投げかけられてきた質問や批判には、人種差別的な意味合いが含まれていると語った。

「僕は彼の意見を理解することができるし、彼にはそう言う権利もあると思う」

 ファーディナンドのメッセージについて尋ねられたハミルトンは、そう語った。

「でもそれは、僕が辿りたいルートではないと思う」

「どんな日でも、自分を高めたり、輝いたり、そして何か新しいことをするためのチャンスになる。僕の母は白人で、父は黒人だ。だから僕は両方の長所を持っている。僕はいろんな宗教、そして様々な民族的なバックグラウンドからサポートを受けている。そしてうまくいけば、僕がおそらく、過去には一緒になることができなかった人々をまとめあげる、その一部になれたらいいと思う」

「僕には、いろんなレースで出会ったファンがいる。世界中に異なるグループのファンがいるんだ。彼らはそれぞれの街で出会い、そして繋がり、そしてグランプリを一緒に観戦した。僕がここにいなければ、彼らが出会うことはなかっただろう。それについては本当に、本当に誇りに思っている」

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