ハミルトン、無線でのチーム批判を否定「オーバーヒート発生で“君たちのせい”って言ったんだ」
ルイス・ハミルトン(メルセデス)は、F1オーストラリアGP決勝レース中に発したメッセージが、一部からチーム批判と解釈された件について説明した。
メルセデスのルイス・ハミルトンは、F1オーストラリアGPのレース終盤の無線は、チームを批判したモノではないと否定した。
オーストラリアGPの決勝レース終盤、ハミルトンはセーフティカー出動の機を活かし3番手に浮上したチームメイトのジョージ・ラッセルの後ろ4番手に続いて走り、メルセデス勢は後方のマクラーレン勢には大きなギャップを築いていた。
ラッセルに迫ったハミルトンは、チームに無線でこう告げた。
「君たちのせいで、僕は本当に難しい状況に追い込まれたよ」
国際映像にこのメッセージが載ったことで、ラッセルがピットストップでハミルトンの前に出たことに対するチーム批判ではないかと捉える者も少なくなかった。
しかしハミルトンは、ラッセルの後ろを走ることでパワーユニットがオーバーヒートを起こしたことで、冷却のためにペースダウンを強いられたことに対するメッセージであり、ラッセルに先行されたこととは関係がないと説明した。
「平たく言って、僕のマシンはオーバーヒートを起こしていてポジションを争える状況じゃなかった」とハミルトンは言う。
「だから僕はペースを落とさざるを得なかった」
ハミルトンは表彰台こそ逃したものの、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)のリタイアもあり、メルセデスは3位&4位を獲得。オーストラリアGPでのこのチームの結果に、ハミルトンは満足している。
Lewis Hamilton, Mercedes W13
Photo by: Carl Bingham / Motorsport Images
「僕らチームとしては、素晴らしい結果だ」とハミルトンは言う。
「正直に言って、とてもポジティブな結果だよ。金曜日に僕らは1.2秒ほど遅れていたし、その時点では素晴らしい状態とは思えなかった」
「僕らは一晩で上手くやって、(土曜日の)予選では3列目に並んだ。(日曜日の決勝で)スタートを決めて、3番手まで浮上した」
「あの瞬間に『僕らは表彰台を目指して戦っている……戦えている』と感じられた。素晴らしいことだ」
「でも見ての通り、レッドブルのペースについていくことはできなかった。この3戦でマシンが改善された訳じゃないけど、本当に最大限のポイントを掴めていると思う。僕としては、前戦(の予選Q1敗退)でチームを失望させてしまったし、ポイントも獲れなかった。だからこそこの結果は素晴らしい」
またハミルトンは、移籍後初表彰台を獲得したラッセルの仕事ぶりを高く評価している。ラッセルは開幕からコンスタントにポイントを獲得してきたことで、ドライバーズランキングでも2番手につけている。
「信じられないくらいだ」とハミルトンは言う。
「彼は素晴らしい仕事をしているし、今日も素晴らしかったし、ペースも良かった。最初の3レース、彼はとっても堅実だった。そして彼は本当に勤勉で素晴らしい仕事ぶりだ」
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