ハミルトン、シミュレータの利用頻度を増やす「エンジニアのためにも、僕が最高の準備をしないと」

ルイス・ハミルトンは、ここ最近厳しいレースが続いたことを受けて、メルセデスのシミュレータを使う頻度を増やすことにしたようだ。

ハミルトン、シミュレータの利用頻度を増やす「エンジニアのためにも、僕が最高の準備をしないと」

 昨年自身7度目となるF1ワールドチャンピオンに輝いたルイス・ハミルトン(メルセデス)。これまでメルセデスの拠点にあるシミュレータ施設には滅多に顔を出さないことで知られていたハミルトンだが、今季はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)にタイトル争いの主導権を握られていることから、ここ数週間で2度シミュレータでの作業に時間を費やしたようだ。

 ハミルトンはF1第8戦シュタイアーマルクGP前の水曜日にシミュレータを利用。翌週、第9戦オーストリアGP前の水曜日にも同様にシミュレータを利用したことが分かっている。

 オーストリアGP前の記者会見でハミルトンは、シミュレータでの作業頻度が増えたことについて聞かれると、「必ずしも楽しんでいるとは言えない」としながらも「全体的にはポジティブだ」と強調した。

「特にここ数戦は難しいレースが続いた。だからチームがより良い準備をするために、僕に何かできることはないかと考えていたんだ」

「それ(シミュレータ)をした結果いくつか良いことがあったと思うけど、何かを劇的に変えるほどのものではなかった」

「僕はこれからもアンソニー(デビッドソン/メルセデスのシミュレータドライバー)と協力を続けていく。そこではたくさんのドライバーが仕事をしてくれているから、そんな彼らとどうコミュニケーションを取っていくかということに取り組んでいけば、適切なテストができるようになると思う」

「全体的にはポジティブだった」

 ハミルトンは開幕4レースで3勝を挙げたものの、以後4レースではレッドブル・ホンダが4連勝。その内3勝を挙げたフェルスタッペンがハミルトンを18ポイントリードしている。この状況をどう感じているかと尋ねられたハミルトンはこう答えた。

「自分としてはそれほど気にしていない」

「もちろん、僕たちはその(レッドブルの連勝を許した)間もできる限りの努力はしていたけど、もっと速さが欲しい」

「今では、予選のみならずレースでも挑戦できるようになっていて、明らかに前進し続けている。だから僕はネガティブな思想に囚われるようなことはない」

「僕は今、自分自身が最高の準備をして、エンジニアが最高の準備をできるよう手助けすることに全力を注いでいる。そして今僕たちは、一丸となってどんな問題にも全力で取り組んでいるんだ」

「そういう風に取り組んでいるからこそ、僕たちはチャンピオンになれたんだと思うし、こういうことをすればチームの自信にもなる」

 

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