4位に終わったハミルトン、マシンのダメージに苦しむ「2位になるのは簡単だったはず」

メルセデスのルイス・ハミルトンは、マシンに大きなダメージを負ったことでF1オーストリアGPの表彰台を逃し、悔しさをにじませた。

4位に終わったハミルトン、マシンのダメージに苦しむ「2位になるのは簡単だったはず」

 F1第9戦オーストリアGPを4番グリッドからスタートしたルイス・ハミルトン(メルセデス)は、一時2番手まで浮上したものの、マシンにダメージを負って後退。4位でレースを終えた。

 レース序盤、3番手を走っていたセルジオ・ペレス(レッドブル)が2番手のランド・ノリス(マクラーレン)と接触し、10番手まで後退。ハミルトンはノリスをなんとかオーバーテイクし、2番手に浮上した。

 しかしピットインを終えてまもなく、ハミルトンはチームからマシンの左リヤにダメージを受けてダウンフォースが失われていると知らされた。

 ペースが上がらないハミルトンに、すぐにチームメイトのバルテリ・ボッタスが追いついてしまう。メルセデスは当初、ボッタスに『ハミルトンとバトルをしないように』と指示していたが、さらに後方からノリスが迫っていたこともあって、残り20周のところでボッタスを前に出した。ノリスはその1周後に、難なくハミルトンをオーバーテイクした。

 5番手以降とのタイム差が十分あったことに加え、ダウンフォース減少でタイヤの摩耗が進んでいたこともあり、ハミルトンは2度目のピットインを実施。3位のノリスから、26.4秒遅れの4位でチェッカーを受けた。

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 レースは、ドライバーズランキング首位のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が圧勝。ファステストラップのボーナスポイントも重ね、ランキングで2番手のハミルトンとのポイント差は32まで開くことになった。

「レース前から、もちろんマックスに勝つのは難しいだろうと思っていた」とハミルトンは語った。

「でもリヤのダウンフォースを失って、2位をキープ出来なかったのは悔しい。今日は多くのポイントを失ってしまった。僕は簡単に2位になれていたはずだ。2番手につけていたのに、突然壊れてしまったんだ。前を走る人たちに追いつくことが出来なかった」

 映像では、ハミルトンがターン1で膨らみ、黄色い”ソーセージ縁石”に乗り上げた様子が映し出されていたが、ハミルトンはどこでダメージを受けたのか分からないと話した。

「僕は他の人たちよりも縁石に乗っていなかったから、どこでそれ(ダメージ)が起きたか分からないんだ。でもダメージは大きかった」

 今回の結果、レッドブル・ホンダが5連勝を達成。同時に、ハミルトンは5戦連続未勝利となった。レッドブルはここ数週間、純粋なパフォーマンスでメルセデスを引き離すことに成功しており、ハミルトンはメルセデスが「何マイルも離されている」と述べ、シルバーストーンで開催される次戦イギリスGPに向けて、アップグレードが必要だと呼びかけている。

 ハミルトンは、シルバーストーンで開催されるイギリスGPに向けて、「やるべきことがたくさんある」と語った。

「彼ら(レッドブル)はこの数レースでたくさんのアップグレードをしてきたが、僕たちは何もしていない。だから何かを持ってきて、できるだけ多くのパフォーマンスを見つけなければいけない。でなければ、このような結果になってしまうんだ」

 
 

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