メルセデスの7連覇は個人タイトルよりも特別? ハミルトン「みんなと共有できる一生の宝物」
ルイス・ハミルトンは個人のタイトルよりも、メルセデス一丸となって獲得したコンストラクターズタイトルの方が素晴らしいことかもしれないと語った。
F1第13戦エミリア・ロマーニャGPで、ルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスがワンツーフィニッシュを飾ったことにより、メルセデスが2020年のコンストラクターズチャンピオンに輝いた。これで2014年からの7連覇となり、フェラーリが持っていたコンストラクターズタイトルの連覇記録(1999~2004年)を塗り替えた。
メルセデスの記録樹立に大きく貢献したハミルトンは、ドライバーズランキングでボッタスを85ポイントリードしており、次戦のトルコGPで自身7度目、メルセデスでは6度目となるドライバーズチャンピオン獲得を決める可能性がある。
チャンピオンを獲得する上で、コンストラクターズタイトルとドライバーズタイトルの違いについて訊かれたハミルトンは、チームとしての勝利の方が「よりエキサイティングかもしれない」と答えた。
「F1はチームスポーツという意味でとても不思議だけど、ふたつのチャンピオンシップがあるんだ。個人のチャンピオンシップもあるけど、チームのために結果を出し、ポイントを獲得することが僕たちの仕事の核心なんだ」
「チームのチャンピオンシップで優勝するということは、大きなグループで一緒になってやることなので、個人タイトルよりも素晴らしいことだと思う。表彰台の上に立っているのは僕たちドライバーだけど、僕たちが彼らの上に立っているわけじゃない。みんなが同じ高さに立っていて、つながっているんだ」
「コンストラクターズタイトルを獲得した時は、みんながとても喜んでいるのが分かる。クリスマスパーティーをしてみんなでそれをお祝いすると、『自分たちは素晴らしい仕事をした』『誰もやったことのないことをやった』ということが分かるんだ」
「それはクールなことだよ。たとえ今日僕が引退したとしても、それは多くの人たちと一生共有できる宝物なんだ」
ボッタスは、メルセデスがコンストラクターズタイトル獲得数でロータスと並ぶ歴代4位タイとなったことについて「信じられないほど素晴らしい」と話した。
「チームの全メンバーや、彼らがファクトリーやレースチームでやっている仕事を誇りに思うよ」
「チームメンバー全員にとってハードルが上がり続けているけど、僕たちは団結している。お互いにサポートしているけど、チームにスピリットがあるからこそ、こういったことが可能になるんだ」
「このチームの一員であることを本当に誇りに思う。自分たちが何をしているのか、どんなことを達成したのか理解するのには少し時間がかかると思う」
「でも素晴らしいことだからそれを楽しむべきだし、みんなのことを本当に誇りに思う」
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