ハミルトン、アゼルバイジャンGPから一夜明け、インスタ更新「カナダGPを欠場することは、世界のためにも絶対にない」
F1アゼルバイジャンGPで激しいバウンシングに見舞われ、背中の痛みを訴えたメルセデスのルイス・ハミルトン。チーム代表はカナダGPを欠場する可能性も示唆したが、当のハミルトンは「世界のためにも」欠場することはないと語った。
写真:: Simon Galloway / Motorsport Images
メルセデスのルイス・ハミルトンは、F1アゼルバイジャンGPの決勝レースで激しいバウンシングに見舞われたことで、背中に激しい痛みを訴えた。チーム代表のトト・ウルフ代表は、ハミルトンが次戦カナダGPを欠場する可能性もあると示唆したが、当のハミルトンは自身のインスタグラムで、欠場することはないと決意を表明した。
アゼルバイジャンGPでメルセデスは、週末を通じて激しいバウンシングに見舞われた。ハミルトンは4位でフィニッシュしたものの、特にこのバウンシングに悩まされたひとり。レース中にも無線で背中に激しい痛みを感じていることを訴え、さらにレース後には、痛みに耐えるために歯を食いしばっていたとも明かした。
この状況にウルフ代表は、ハミルトンが次戦カナダGPを欠場する可能性があることも示唆した。
「確かにその可能性はある。彼にはまだ会っていないし、まだ話してもいない。しかしただ筋肉の問題ではない」
ウルフ代表はそう語ったが、ハミルトンは月曜日に自身のインスタグラムを更新。アゼルバイジャンGPの決勝レースが苦しいものであり、夜眠るのに苦しんだものの、今週末のカナダGPを欠場する考えはないと語った。
「背中は少し痛くて、傷ついている。でも幸いにも、深刻なことは何もない」
そうハミルトンは語った。
「僕はアンジェラ(カレン/ハミルトン専属の理学療法士)と共に、鍼治療と理学療法を受けている。僕はチームと共に、改善できるように取り組んでいるんだ」
「僕らは戦い続けなければいけない。今のような状況を続ける余裕はないし、皆で協力し、仕事を進めていかなきゃならないんだ」
「僕は今週末、そこ(カナダ)にいる。世界のためにも、僕がそれ(カナダGP)を欠場することはない。みなさんが素晴らしい1日、素晴らしい1週間を過ごすことを願っている」
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