F1 オーストリアGP

フェルスタッペンは何でも教えてくれる! ハジャーはレッドブルの”セカンドシート”という難題に打ち勝てる?「最高のドライバーと比較できるなんて素晴らしい」

今季レッドブル昇格を果たしたアイザック・ハジャーは、チームメイトのマックス・フェルスタッペンについて「何でも教えてくれる」と語った。

Benjamin Vinel

Benjamin Vinel

編集: 2026/06/23 2:31

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Max Verstappen, Red Bull Racing, Isack Hadjar, Red Bull Racing

Max Verstappen, Red Bull Racing, Isack Hadjar, Red Bull Racing

写真:: Joe Portlock / LAT Images via Getty Images

 昨年レーシングブルズからF1デビューを果たしたアイザック・ハジャーは今季、レッドブルに昇格し、4度の世界チャンピオン獲得経験者であるマックス・フェルスタッペンのチームメイトを務めている。このフェルスタッペンについてハジャーは、「尋ねれば何でも教えてくれる」と語る。

 ハジャーは昨年、オランダGPで3位表彰台を手にするなど、デビュー1年目ながら印象的な活躍を披露した。その結果、今季はレッドブルに昇格する権利を手にした。

 ただレッドブルではこれまで、フェルスタッペンのチームメイトを務めたドライバーたちは苦戦を強いられることが多かった。現アルピーヌのピエール・ガスリーを皮切りに、現ウイリアムズのアレクサンダー・アルボン、現キャデラックのセルジオ・ペレスも苦労。2025年の開幕時には現レーシングブルズのリアム・ローソンがレッドブルに加入したが、予選でほぼ最後尾というポジションから抜け出すことができず、僅か2戦でチームを追われることになった。後任となった角田裕毅も、シーズン途中からの加入という不利な条件ではあったが、入賞こそすれ全体的にはフェルスタッペンに匹敵するような成績を残すことができなかった。その結果角田は今季、レギュラーシートを失い、レッドブルとレーシングブルズのリザーブドライバーを務めることとなった。

 ただ今季のハジャーのここまでのパフォーマンスは、今後に向けて期待が持てる。ここまでの7戦で既に2回もフェルスタッペンよりも良い予選結果を記録し、後塵を拝した場合でも、タイム差は昨年までのレッドブルのセカンドドライバーと比べて大きく縮まっている。

 ハジャーによれば、フェルスタッペンは隠し事などせず、質問すれば何でもアドバイスしてくれるような存在であるという。

「彼が僕にアドバイスを求めてくることはない。でも、僕が質問すれば必ず教えてくれる。情報が必要な時には、とてもオープンだし、親切にしてくれる。彼は自分が強いということを自覚しているからこそ、何も隠さないんだと思う」

 しかしハジャーは、フェルスタッペンという”チームメイト”に対峙するためには、多大な努力が必要だと語る。

「本当に、怠けている暇なんてないんだ」

「コースに出る度に、彼は素晴らしいラップタイムを叩き出す。それは今まで見たこともないような、最高レベルのタイムなんだ。それで僕は、『よし、ここを少しずつでも上回らなきゃ』と思うんだ。彼のタイムに匹敵する、あるいは少しでも近付くためには、相当な努力が必要なんだ」

「だからコースに出る度に、全力を尽くさなければいけない。それはよく分かっている。彼の走りは、本当に素晴らしいからね」

 ただハジャーは度々ミスも犯している。マイアミGPでは決勝レース中にクラッシュし、モナコGPではフリー走行でウォールに激突している。

 ミスへの対処法について尋ねられたハジャーは、苦笑いを浮かべながらこう答えた。

「理想を言えば、同じミスを繰り返さないことだ。それが目標だ」

「常に気楽でいるというわけじゃないけど、あまり気にしていない。僕はまだ若いし、F1で2年目だからミスもする。でも世界チャンピオンになれるようなマシンを手にしたら、僕はミスはしない。そうなることが目標だ」

「でも今は、自分の現時点でのパフォーマンスに集中している。最高のドライバーと、自分を比較できるんだからね。今はそのことに集中しているんだ」

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