コルトン・ハータ、FIAの特例ナシも”F1参戦”の夢諦めず? 父ブライアン「息子は何があっても大丈夫」
F1参戦に必要なスーパーライセンスの取得に関する特例を巡って渦中の人物となっていたコルトン・ハータ。FIAは特例は無いとしているが、今後もハータはF1参戦の夢を諦めないと、彼の父であるブライアン・ハータが語った。
現在インディカー・シリーズに参戦中のコルトン・ハータ。彼は最近、F1参戦の可能性が取り沙汰されたもののその機運は減退。しかし父親は息子が今後もその夢を諦めることはないだろうと語っている。
レッドブルがアルファタウリでのハータ起用を検討するという一連の動きは、アルピーヌのフェルナンド・アロンソがアストンマーチンへの移籍を決断したことから始まった。そして争点となっていたのは、ハータがF1参戦に必要なスーパーライセンス取得に必要な条件を満たしていないことだった。
そのため不可抗力の適応によるFIAのライセンス発給があるかがここ数週間取り沙汰されてきたが、motorsport.comの調べではFIAが特例発給を認めない方針を固めていると分かってきた。
インディカーで2023年まで契約を結んでいるコルトン・ハータとしては、いきなり湧いて出たF1参戦の可能性だったが、これにより来年に向けては少なくとも動きがあることはなさそうだ。
F1人気が拡大しているアメリカの実力ある若手ドライバーということもあり、彼はこれまでもF1デビューの可能性が指摘されてきた。実際、彼はマクラーレンの旧型マシンを使用したテストも行なってきた。
外部の動きに翻弄されることになったハータだが、彼の父親であるブライアン・ハータは、最終的な帰結がどうであれ受け入れるつもりであること、そして息子がF1参戦の夢を諦めることはないだろうと語った。
「皆さんのほうが、我々よりも先に知っているようだな!」
ブライアンはそう語る。
「しかし、それが“公式”になるかは、私も分かっていない。まだ何も聞いていないんだ」
「コルトンは自身が“特例”には絶対になりたくないと思っていたから、彼個人の問題のようになってしまうのは少し残念だ。インディカー・シリーズにおける成功は、より多くのスーパーライセンスポイントに値するべきだという議論があることも分かっている。その一方で、FIAが欧州の下位カテゴリのシステムを守りたいこともよく分かる」
「彼らが何を言おうが、何を決めようが構わない。一方的に議論しても仕方がないんだ」
「FIAが今何かを決めたとしても、彼のF1の夢が終わると考えるなんてことはないと思う」
「息子はマクラーレンF1でテストをしているし、眼前には素晴らしいチャンスがある。だがもちろん、彼は(インディカーで)アンドレッティ・オートスポートに所属していることが、素晴らしいチャンスだということも理解している」
「息子は何があっても大丈夫だ。そう覚えておくことが重要だし、息子には同情を引くつもりも無い」
なおアンドレッティ・オートスポートのオーナーであるマイケル・アンドレッティは、コルトン・ハータがFIAから特例措置を得られなかったことに驚いたかと訊かれると、次のように答えた。
「この件について唯一言えるのは(F1参戦を)実現するためにはあまりにも多くのハードルがあったということだ」
「スーパーライセンスの問題はそのハードルのひとつに過ぎない。信じてほしいんだが、ハードルはたくさん存在している」
なおアンドレッティはコルトン・ハータがF1で成功するだけの十分に良い才能を備えているかという質問に対しては「ああ、そこについては疑いようもなくそう思っている」と答えた。
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