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レッドブルとホンダ、再びの提携はある? ホーナー代表が示唆……ただし「自前でできる」とも

レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、ポルシェとの提携交渉が物別れに終わった今、2026年以降もホンダと協力する可能性があると示唆した。

Red Bull Racing RB18 side

Red Bull Racing RB18 side

Giorgio Piola

 レッドブルF1のクリスチャン・ホーナー代表は、2026年以降のパワーユニット開発において、ホンダが技術面で関わりを持つ可能性を示唆している。

 ポルシェは2026年以降のF1参戦を目指してレッドブルと交渉していたものの、9月9日にその交渉が決裂したことを発表した。

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 ポルシェが2026年からF1に参入するのは確実とみられていた。しかしレッドブルと条件面で折り合いがつかず、今回の発表に至った。そのためレッドブルとしては、2026年以降のパートナーシップを新たに他メーカーと結ぶ可能性が生まれた。

 ただ交渉が決裂しても、レッドブルとしては基本的に、自社でパワーユニット開発を進めていくことになるという。レッドブルはホンダが2021年でF1活動を終了させたことを受け、自社のパワーユニット部門”レッドブル・パワートレインズ”を立ち上げ、そこで自社製パワーユニットの開発に既に着手している。

 現在は実質的にホンダのPUを継続使用し、HRC(ホンダ・レーシング)の技術サポートを受けているレッドブル・パワートレインズ。この協力関係は現行PU規則が終わる2025年まで継続されることが、今年夏に発表された。

 ただ今年のオーストリアGPの際にパドックを訪れたHRCの渡辺康治社長は次のように語り、2026年からのF1復帰を完全否定はしなかった。

「F1はモータースポーツのトップカテゴリーですから、F1の世界で何が起きているのか、常に注視しています」

「もちろん、私たちは活動を終えたばかりなので、ホンダ社内では2026年シーズンについて何も議論されていません。ですからノープランです」

「ドアは閉ざされてはいません。私の理解では、F1は2026年のレギュレーションを決めるために議論しており、明らかにカーボンニュートラル化の方向に進んでいます。それは私たちと同じ方向性です」

「だから今は、F1でカーボンニュートラルから(乖離する)必要はないのです。カーボンニュートラルなF1を研究する良い機会でもあるのでしょう」

 このことから”レッドブル・ホンダ再び”という憶測も広がっていたが、今回のポルシェとの交渉決裂発表により、それがより現実味を帯びてきたのではないかと見る向きもある。

 チーム代表のクリスチャン・ホーナーも、ホンダとのコラボレーション継続の可能性を否定していていなが、それはパワーユニットのハイブリッド部分に限られると話した。

「我々の設備は2026年に向けて稼働を開始している」と、ホーナー代表は言う。

「我々は既にエンジンを手にしており、プロトタイプを稼働させ、テストベンチにかけているところだ」

「ホンダは素晴らしい企業だ。彼らは彼らの製品の電動化、つまり内燃エンジンからの脱却に注力するために、F1を去ると発表した」

「つまり、彼らがF1に復帰するとなった場合は、それを考慮に入れ対処する必要があるだろう。バッテリーの面で関心を持つ可能性があるのか、そこにシナジーはあるのか……興味深い話になるだろう」

「だがエンジンと燃焼の部分では、我々は2026年までのロードマップに非常に満足している」

 しかしホンダとの提携することになった場合、レッドブル・パワートレインズは2026年からの新規PUメーカーとは見做されず、予算やテストなどの面でのメリットを享受できない可能性がある。

 ホーナー代表は、既存メーカーの支援無しでも、PU全体を自社で製造できると強く主張している。

「いや、その心配はない。我々はパワーユニットのあらゆる面を開発できるよう、設備投資や人材獲得を行なっている」

 そしてホーナー代表はポルシェとの交渉が決裂した理由のひとつに、既にレッドブルの採用した人材を考慮すると、ポルシェから提供される技術的な支援に限界があったことを挙げている。

「我々が興味を持っていたのは、パワーユニットをゼロから一緒にメーカーと作り上げる時、我々が手にできていないものを持ち込める可能性があるか、という点だった」

「そしてその事前調査を行なった結果、我々は実際のところ良い状態にあるのだと感じられた。採用の面でも、技術的な面でも、競合に対して何か不利に感じることはなかった」

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