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開発コストが最大の要因……ホンダは2021年以降もF1を続けるのか?

ホンダのF1マネージングディレクターである山本雅史は、同社がF1を継続するためには、コストを削減する必要があると語る。

Honda Hybrid branding on an engine cover

写真:: Simon Galloway / Motorsport Images

 ホンダは2019年からレッドブルとのパートナーシップをスタートさせ、2015年のF1復帰以来、もっとも成功したシーズンを過ごしている。ここまで3勝を挙げ、2度のポールポジションも獲得。先日行われたブラジルGPでは、レッドブルのマックス・フェルスタッペンとトロロッソのピエール・ガスリーで”ホンダPU搭載車1-2フィニッシュ”を達成した。

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 ホンダは来季もレッドブル&トロロッソと組んでF1に参戦することを決めているが、2021年以降も参戦するかどうかについては、今年の末までに決定しなければならない。2021年以降のF1は、新レギュレーションが施行されるものの、パワーユニットのテクノロジーについては基本的には現在と同じだ。しかし、研究開発の制限が大きくなる予定だ。

「我々は将来のレギュレーション下でかかる費用を計算し始めました」

 ホンダの山本雅史F1マネージングディレクターは、motorsport.comに対してそう語った。

「電動化へ向かうという環境の変化によって、現時点では全ての自動車メーカーにとって厳しい状況になっているのは分かっています。そのため、開発にかかる費用を計算し、社内で議論しています」

 F1を継続するか否かの判断について、コスト削減が最大の要因になるのかどうかと尋ねられた山本マネージングディレクターは、次のように語った。

「コストが最大の問題になるということは事実です」

「そして、勝つことが最優先事項です。参戦を継続することを決めたら、勝利を手にすることに挑むだけです」

 山本マネージングディレクターは、今季の進歩については非常に満足していると語る。

「良い結果が得られたことはポジティブなことです」

「しかしより重要なのは、コストとのバランスです。前を行くライバルたちに追いつくべく、開発を加速させるためには、多くの予算を投入する必要があるんです」

「そして今、現状を維持し、同時にコストを削減するための方法を計画しています」

 現状ではまだライバルに追い付いていないことを認める山本マネージングディレクター。しかし、あらゆる部分でコストを削減することが、必要不可欠であると語る。そして制定された新レギュレーションには満足しつつも、さらにコストを減らすためにできることがあると、山本マネーディングディレクターは考えている。

「共通パーツを導入することも、ひとつのアイデアでした」

「しかし全体的に見れば、おそらく我々はまだ(ライバルに対して)遅れをとっています。そのため、共通パーツを使うことは、少し厳しいことになるかもしれません」

「例えばFIAが2025年に共通パーツを提供できると示すことができれば、F1を継続するかどうかの決定に影響する可能性があります」

「そうなれば、開発予算をより長期的に検討することができます」

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