ホンダ、PUの進歩に手応えアリ? 共に王者目指すレッドブルが寄せる大きな期待
レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、エンジンパートナーであるホンダが、冬の間に果たした進歩に非常に満足しているようだと話した。
レッドブルF1チームの代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、オフシーズン中のパワーユニット(PU)開発で果たした進歩について、ホンダが非常に満足しているようだと語った。
2019年にレッドブルへのPU供給を開始したホンダ。第8戦オーストリアGPでマックス・フェルスタッペンが、ホンダにとって2006年以来となる待望の優勝をもたらした。フェルスタッペンは計3勝を挙げ、ランキング3位でシーズンを終えた。有望なホンダとの1年目を終え、レッドブルは2020年を本格的にタイトルを狙うシーズンだと位置付けている。
motorsport.comがオフシーズンにおけるホンダのエンジン開発について訊くと、ホーナーはポジティブなフィードバックがホンダから得られたと答えた。
「彼ら(ホンダ)はかなり満足しているように見える」とホーナーは語った。
「エンジンは昨年を通じて、コンスタントに進歩を遂げてきた。最新のエンジンは、その進歩における次のステップだ」
「彼ら(ホンダ)はダイノ(ベンチテスト)でかなりの距離を走っている。我々は非常に緊密に連携しており、エンジンをシャシーに統合している」
「我々は彼らと、レースにおけるモチベーションと願望を共有している。昨年記録した3勝の上に、さらなる勝利を積み重ねていくことを望んでいるんだ」
「彼らは次のステップに向けて集中している。彼らが達成した進歩は、非常に印象的だ。5年前と今を比べると驚くべきものなんだ」
2023年までチームとの契約を延長したフェルスタッペンは、ホンダはこれまで、彼の期待に全て応えており、2020年も継続的にエンジンが進歩していくことを確信していると語った。
「僕は(ホンダと)一緒に仕事ができるということに、すごくワクワクしていたんだ。そして、僕はこれまで失望したことがない。本当に楽しんでいるんだ」
「彼らはとても集中しているし、シーズンを通して彼らが果たした前進はとても良かったと思う。もちろん、ドライバーとしては常にもっと上を目指すものだけど、それは彼らも同じなんだ」
「昨シーズン終盤は、非常に競争が激しかったと思う。例えば、ブラジルGPでピエール(ガスリー/トロロッソ)とルイス(ハミルトン/メルセデス)が繰り広げたドラッグレースはかなり僅差だった」
「フェラーリに関しては分からない。彼らの方が少し前にいるかもしれない。でも冬の間、ホンダは本当に良いステップを踏み出したと思う」
「他の人たちが何を見つけ出したか、見てみよう。僕たちの方がより大きなステップアップを果たしたことを願っている」
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