フェルスタッペンのホンダへの”献身”は、若い頃のアイルトン・セナのよう?

ホンダの山本雅史F1マネージングディレクターは、マックス・フェルスタッペンとの関係は、若き日のアイルトン・セナのホンダとの関係を見ているようだと語った。

フェルスタッペンのホンダへの”献身”は、若い頃のアイルトン・セナのよう?

 2019年シーズン、ホンダと組んだレッドブルは、その初戦オーストラリアGPで3位表彰台を獲得した。これはホンダが2015年にF1復帰を果たして以来、初の表彰台だった。

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 この時のドライバーはマックス・フェルスタッペンだった。フェルスタッペンはシーズンを通して活躍し、9回の表彰台を獲得したばかりか3勝も挙げ、ドライバーズランキングで3位となった。そして定期的にホンダを賞賛。特にシーズン初優勝となったオーストリアGPでは、表彰台に上がった際、レーシングスーツのホンダのロゴを指差した。

 前述のように今季3勝を挙げたフェルスタッペン。ホンダエンジン車を駆っての3勝は、ケケ・ロズベルグやゲルハルト・ベルガーと並ぶ記録だ。

 ホンダエンジンを搭載したマシンで最も勝利を挙げたのはアイルトン・セナだ。セナが1987年から1992年の間までに32勝。3回のドライバーズタイトルも獲得している。

 ホンダのF1マネージングディレクターである山本雅史は、motorsport.comに次のように語った。

「ホンダとしては、彼はこのプロジェクトの非常に重要な要素だと考えています」

「彼は若いですが、ドライビングは実に印象的です。ホンダとの関係という意味では、まるで若い頃のセナを見ているようです」

「マックスはホンダに敬意を払ってくれています。ホンダと打ち解けたように感じているようです。そしておそらく、オーストリアの表彰台で彼がホンダのロゴを示したことは、同じように彼がとても満足していることを示していると思います」

「こういうことにより、彼に良いエンジンを提供したいという感情を抱かせてくれます。もちろん、他の3人を含めた4人のドライバー全てが、我々にとって重要なことには変わりはありません」

 フェルスタッペンは昨年、ホンダの働き方についてはとても感銘を受けたとmotorsport.comに語っていた。山本マネージングディレクターによると、確かにフェルスタッペンは、ホンダに親近感を抱いていたという。

「勝利に向けて我々が示した情熱は、彼との関係性をより強くしたと思います」

 そう山本マネージングディレクターは語った。

「彼はホンダのF1 R&Dセンター(HRD Sakura)にも行き、大量生産の工場にも行きました」

「そういう施設で働いている、本当に多くの人たちがいます。彼は実際にそれを目にして、1kmにも及ぶ人たちの列の中を、ハイタッチしながら通り抜けたんです」

「そういうことが、彼にホンダに対する強い印象を与え、ホンダに対してより深く関与してくれるようになったのかもしれません」

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