ホンダF1、ポルトガルGPで連勝なるか? 田辺豊治TD「シーズン序盤から好調。1戦1戦を大事に全力で行く」
F1第3戦ポルトガルGPが、4月30日にアルガルヴェ・サーキットで開幕を迎える。前戦エミリア・ロマーニャGPで勝利を収めたレッドブル・ホンダだが、ホンダF1の田辺豊治テクニカルディレクターは、今回も全力で戦っていきたいと語った。

2021年のF1は今週末から第3戦ポルトガルGPが開幕する。昨シーズンに引き続き、アルガルヴェ・サーキットを舞台にレースが行なわれるが、ホンダF1の田辺豊治テクニカルディレクターは今回も全力で挑んでいくと、コメントを寄せた。
今季、ホンダがパワーユニット(PU)を供給しているレッドブルとアルファタウリは、開幕戦バーレーン、第2戦エミリア・ロマーニャと好調なパフォーマンスを示してきた。第2戦ではマックス・フェルスタッペンの手でレッドブルが今季初優勝をマークし、タイトル挑戦に向けてはずみをつけた。
田辺TDはポルトガルGPを前にしたプレビューで、これまでよりもシーズン序盤からライバルと良い戦いができていると感じているとコメント。アルファタウリ共々1戦1戦を全力で戦っていきたいと語った。
「イタリアのイモラ・サーキットで行なわれた第2戦エミリア・ロマーニャGPでは、レッドブル・レーシング・ホンダのフェルスタッペン選手が優勝し、これまでに比べてシーズン序盤からライバルに対していい戦いができていると感じています」
「また、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダも多くのライバルチームと非常に力が拮抗している戦いの中で、よいパフォーマンスを見せています。長いシーズンの2戦を終えたばかりです。この先の1戦1戦を大事に、常に全力で両チームのメンバー、そして4人のドライバーとともに戦っていきたいと思います」
なお舞台となるアルガルヴェ・サーキットは昨年がF1初開催であり、今季が2度目。今年は降雨の可能性もある状況だが、昨年のデータを参考に、新型PUでの準備を進めたいと田辺TDは語った。
「今回のレースの地となるアルガルヴェ・サーキットは、ポルトガル南部のビーチリゾートにほど近い丘陵地帯にあることから、高低差が大きくアップダウンに富んだレイアウトが特徴です」
「昨年は、コロナ禍の影響を受けたカレンダー変更により、この地で初めてF1のレースが開催されました。今回は2回目の開催となるので、チームそして我々ホンダ共に昨年のデータを参考にしてレースの準備を進めています」
「今のところ金曜日に若干、雨の確率が高いという予報が出ています。貴重なフリー走行の時間をうまく使いながら、今年の新しいPUでのデータを収集し、予選・レースに臨みたいと思います」
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