レッドブル代表、メキシコGP予選での角田批判を釈明……ただ「何も言えないのは退屈な世界」とも主張

レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、メキシコGP予選後に発した角田裕毅に関するコメントが、SNSで過剰に取り上げられていると語った。

レッドブル代表、メキシコGP予選での角田批判を釈明……ただ「何も言えないのは退屈な世界」とも主張

 F1メキシコGPの予選後にレッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、アルファタウリの角田裕毅に追いついたことでマックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスのQ3の走りに影響が出たと語り、姉妹チームのドライバーを批判。大きな波紋を呼んだ。

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 ホーナー代表による「角田された(Tsunoda'd)」という発言に対しては、SNS上で大きな反発も招いており、角田に不満を抱くファンもいれば、レッドブルが自分たちのジュニアチームのドライバーを非難するのはやりすぎだ、という見方もあった。

 ただ決勝レースではフェルスタッペンが優勝し、ペレスも3位を獲得。レッドブルとしては満足できる結果となったと言えそうだ。

 ホーナー代表は自身の発言が大きな話題を呼んでいることについては、SNSでは過剰に発言が取り上げられていると考えており、他のドライバーについて見解を述べることは、自身の権利でもあると主張した。

Yuki Tsunoda, AlphaTauri

Yuki Tsunoda, AlphaTauri

Photo by: Andy Hone / Motorsport Images

「発言の文脈を考えると、残念なことにSNSでは特定の部分を取り上げて、大きく取り扱う“癖”があると思う」と、ホーナー代表。

「もしドライバーのパフォーマンスについてコメントできないとしたら、それは少し退屈な世界になってしまうだろうと思う」

 一方でホーナー代表は予選直後にこそ角田の動きに不満を持っていたものの、後に当該シーンの分析を経て、インシデントに関する考え方は変わったとも明かしている。

 ホーナー代表は角田は後方からペレスとフェルスタッペンが接近している情報をチームからより良い形で情報を与えられていれば、アタックを妨害することなく進路を譲ることができたはずだと話した。

「考えてみる機会があったが、ユウキをフェアな視点で見れば、おそらくだが彼は情報をもっと得ていれば、もう少し助けになっていたはずだ」

「特に彼はチームメイトを牽引するためだけにあそこにいたから、この結果は残念なものだ。だがそれはそれだ。結局のところ2列目からのスタートがうまくいったため、結果としては良かったと思う」

 なおアルファタウリ代表のフランツ・トストは、ホーナー代表の批判については当初から反論。角田を一貫して擁護しており、間違ったことは何もしていないと語っていた。

「なぜペレスがコースアウトしたのか全く理解できない」

「ユウキは、予選ではどのドライバーもそうするように、後ろから来る予選アタック中のクルマにスペースを与えようと、脇に避けたんだ」

「彼は予選ラップを走っていなかった。それくらい簡単なことなんだ。だから私は、そうしたこと(角田への批判)は理解できない」

 
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