F1 アブダビGP

フェルスタッペン対ラッセルのレスバは場外乱闘に。メルセデス代表に“吠えるテリア”と呼ばれたレッドブル代表「良い犬だ」と返答

レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、マックス・フェルスタッペンとメルセデスのジョージ・ラッセルの口論に関するトト・ウルフ代表の批判に反論した。

Filip Cleeren

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公開日時: 2024/12/08 6:33

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Christian Horner, Team Principal, Red Bull Racing, on the grid

Christian Horner, Team Principal, Red Bull Racing, on the grid

写真:: Sam Bloxham / Motorsport Images

 カタールGP以降、レッドブルのマックス・フェルスタッペンとメルセデスのジョージ・ラッセルは口論となっており、その争いはチーム代表同士の言い争いにまで発展。メルセデスのトト・ウルフ代表が批判を行なったが、レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、それを受け流した。

 事の発端はカタールGPの予選。フェルスタッペンがQ3で最速タイムをマークしたものの、不必要なスロー走行があったとして1グリッド降格ペナルティに。フェルスタッペンは、結果的にポールポジションを獲得したラッセルがFIAスチュワードルームで自身にペナルティを与えようと必死になっていたとして対立している。

 1週間後のアブダビGPのメディアデーでも両者が互いの不満をぶちまけたことで、口論がヒートアップ。ラッセルはフェルスタッペンを“いじめっ子”呼び、フェルスタッペンはラッセルを“嘘つき”で“陰口野郎”と切り替えした。

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 珍しいことに、メルセデスのウルフ代表もラッセルのメディアセッションに参加し、ホーナー代表がラッセルを「ヒステリック」だったと語った一件を取り上げ、ドライバーの精神状態についてのコメントは筋違いだとして、ホーナー代表を「吠えている小さなテリア」だと呼んだ。

 翌日、このウルフ代表の発言について質問されたホーナー代表は、準備していたかのような返答をした。

「私はテリアが大好きだよ。いい犬だと思う」

 ホーナー代表はニヤリと笑いながらそう語った。

「私はテリアを4匹飼ったことがある。テリアの王様であるエアデールも何頭か飼った。バーニーとフラビオという名前のウエスト・ハイランド・テリアも飼った。テリアの良いところは、ものすごく忠実なところだ」

「テリアと呼ばれることって、そんなに悪いことかな? テリアは大きな犬にも平気で立ち向かう。狼になるよりはテリアになる方がマシかもね」

George Russell, Mercedes-AMG F1 Team,  Toto Wolff, Team Principal and CEO, Mercedes-AMG F1 Team at the media round table

George Russell, Mercedes-AMG F1 Team, Toto Wolff, Team Principal and CEO, Mercedes-AMG F1 Team at the media round table

Photo by: Ronald Vording

 ホーナー代表は、ラスベガスGPで始まった最終盤の3連戦を経てF1がシーズン閉幕を迎えようとしている中で、アブダビGP木曜日の舌戦を「終盤の憂鬱」だと一蹴した。

「明らかに、大騒ぎになった。パントマイムの季節で、クリスマスも控えている。終盤の憂鬱という面もあるかもしれないが、グランプリ自体には影響しないと思う」

 またラッセルを“ヒステリック”と評したのは的外れだったのかと質問を受けたホーナー代表は、カタールGP決勝でラッセルがミディアムタイヤではなく、ユーズドのハードタイヤを使用することになったのに対してチームに声を荒げた点を指摘しただけだと答えた。

 セーフティーカー先導のもとピットストップを終えたラッセルは、チーム無線で「なんでハードに戻したんだ? これはクソだ!」と不快感をあらわにした。これに担当レースエンジニアのマーカス・ダドリーは説明を行なったが、ラッセルは何も答えなかった。

 実際、メルセデスもレースを振り返ってラッセルにユーズドのミディアムタイヤを装着するべきだと認めていた。

「私はドライバーの心理について話していたわけではないし、ヒステリックと言ったのは、彼がミディアムのセットを要求して不快感を示し、チームがハードのセットを装着した時にチームに浴びせた罵倒のことを指していたんだ」とホーナー代表は言う。

「この記者会見で(ラッセルが)使った言葉を繰り返したら罰金を取られるだろうね。多くのことが語られたのは明らかだ。トトがおしゃべり好きなのは知っている。そういうものなんだ」

「我々はただ、シーズンをベストな形で終えて、素晴らしいレースをして、(マクラーレンとフェルスタッペンのコンストラクターズタイトル)争いを見て、このレースが終わったらみんなが十分な休息を取れることを願っている」

 

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