「全てが間違っていた」16位と苦戦アイザック・ハジャー、カナダGPはペース不足で打つ手なし
レーシングブルズのアイザック・ハジャーはF1カナダGPで苦戦し16位に終わった。彼は今回の行き詰まりについて「全てが間違っていた」と語っている。
レーシングブルズのアイザック・ハジャーは16位で終えたF1カナダGPでは「全てが間違っていた」と振り返った。
ハジャー、そしてチームメイトのリアム・ローソンは直近の欧州3連戦では合計20ポイント獲得と好調だったが、カナダGPでは当初こそペース良好に見えたものの、タイヤをうまく機能させることができず、苦しいレース展開となった。
ハジャーは予選9番手からグリッド降格ペナルティを受けて12番手スタート。レースではタイヤの性能劣化が著しく出てしまい、ポジションを上げていくチャンスを逃したと語った。
「全てが間違っていたと思う」とハジャーは言う。
「ミディアムタイヤでは性能劣化が酷かった。左のフロントタイヤはみるみる間に劣化していったし、ペースもかなり悪かった。結局オーバーテイクも楽にされてしまい、僕にはチャンスが無かった。それだけだよ」
「週末の最初から、マシンを制御するのに苦労していたんだ。予選でさえ、あまり自信がなかった。9番手になったのは良いけど、あのラップもマシンと格闘していたんだ。そして(レースの)70周ともなれば、もう無理だった」
Isack Hadjar, Racing Bulls
Photo by: James Sutton / Motorsport Images
レースがこうも難しいモノになった理由を問われたハジャーだが、彼は「分からない」と答えた。
「バルセロナは今回よりも暑かったけど、僕らは速かった。だから、これは気温のせいじゃない」
チームメイトのローソンは予選からタイヤの扱いに苦戦し、19番手タイムと苦戦。パワーユニットを交換してピットレーンからレースに臨んだが、レースでは十分なペースがなく、さらに冷却トラブルも発生したことで53周目でリタイアを強いられる結果となった。
レーシングブルズ代表のローレン・メキーズは、苦しんだカナダGPを次のように語った。
「厳しい現実として、我々には今日トップ10を争えるだけの十分なペースはなかった」
「アイザックは第1スティント中にタイヤの酷いデグラデーションに見舞われてしまったし、リアムは冷却システムの問題によって残念ながらリタイアしなくてはならなかった」
「中団グループの争いは厳しく、コンマ1秒でさえも大きな違いになるため、アタックするどころか、後退しなくてはならなかった」
「この数ヵ月間を振り返ると、チームとして我々が成し遂げてきたいずれの進歩も、カナダで経験したような厳しい週末を経て実現してきたものだ」
なおレーシングブルズは現在コンストラクターズランキングでは6番手。中団グループの争いはここに来て接近しており、55ポイント獲得でランキング5番手につけるウイリアムズが抜け出してはいるものの、ハース、アストンマーティン、ザウバーとは10ポイント差以内の戦いとなっている。
F1 2025 中団グループの争い
5. ウイリアムズ, 55pt
6. ハース, 28pt
7. レーシングブルズ, 28pt
8. アストンマーティン, 22pt
9. ザウバー, 20pt
10. アルピーヌ, 11pt
Additional reporting by Mark Mann-Bryans
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