【特集:新シーズンへの要改善点】レッドブル:権力闘争は落ち着いたか。団結し、“空白”を埋める1年に
昨シーズンはコンストラクターズタイトルを逃したレッドブル。エイドリアン・ニューウェイやジョナサン・ウィートリーなどの主要人物が離脱したが、その穴埋めに成功するかが2025年シーズンの鍵になりそうだ。
写真:: Red Bull Content Pool
昨シーズンはドライバーズタイトルとコンストラクターズタイトルの2冠達成を逃したレッドブル。彼らの2025年の改善点を挙げるならば、どちらかというとコース外の部分かもしれない。
レッドブルは、昨シーズン中盤に失速。なんとかマックス・フェルスタッペンがドライバーズタイトルを獲得したが、コンストラクターズタイトルは逃してしまうことになった。しかしそれ以上に問題だったのが、コース外で起きたトラブルであった。
チーム代表のクリスチャン・ホーナーには、不適切行為があったのではないかとしてシーズン序盤に槍玉に挙げられた。調査の結果この疑いは晴れたとされているが、それを発端にチーム内では権力抗争が起き、モータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコがチームを去るのではないかと言われたこともあった。
実際、レッドブルが成功した最大の立役者でもあるエイドリアン・ニューウェイはこの頃チームを去り、マックス・フェルスタッペンの父親であるヨス・フェルスタッペンはホーナー代表を激しく批判。絶対的エースが離脱するという可能性も示唆された。
チームはなんとか崩壊を避けることができたが、新シーズンに向けては改めて団結し、同様の問題が再発しないようにしなければいけない。コース上でのパフォーマンスに集中するためには、それが必須と言える。
ドライバーは、不振のセルジオ・ペレスに変わってリアム・ローソンが加入。ローソンのF1でのキャリアはまだ浅いため、マックス・フェルスタッペンのチームメイトとしてどれほどやれるのかは不透明だ。
また、昨シーズンまでスポーティング・ディレクターを務めてきたジョナサン・ウィートリーの離脱にも対応しなければいけない。ウィートリーは今後アウディF1のチーム代表を務める予定であるが、レッドブル在籍時には、レギュレーションに沿って立ち回る面で先陣を切ってきた。その重要性はレッドブルにとって埋めるべき重要な空白であろう。
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