2連勝のアントネッリ、タイトル争いに向け課題はスタート「大きく改善する必要がある」
連勝を決めたアンドレア・キミ・アントネッリは、自分の課題が「スタート」にあると痛感している。
Race start
写真:: Andrew Caballero-Reynolds / AFP via Getty Images
F1第3戦日本GPを制したメルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリ。好調な走りを見せている彼が、今課題だと感じている部分は”スタート”だという。
アントネッリはポールポジションを獲得しながらも1周目に6番手まで順位を落としていた。セーフティカーのタイミングも味方となったことで勝利したが、スタートが課題だとアントネッリとしても痛感している様子だ。
なおアントネッリは開幕戦オーストラリアGPでは、2番グリッドから7番手に、第2戦中国GPのスプリントでも2番グリッドから8番手に順位を落とすなど、スタートで抜かれるレースが続いていた。
「またトップに立てたのは良かった。とても特別な勝利だし、特別なサーキットだった。でもその一方で、スタートの出来には少し失望している」
アントネッリは日本GPを終えてそう振り返った。
「これは大きく改善しなければならない部分だ。現状では明らかに十分ではないし、自分でレースを難しくしてしまっている。だからまだやるべきことは多い」
「もちろんセーフティカーのタイミングにはかなり助けられたし、僕はかなり幸運だった。でもその後のペースは非常に良かったから、それには満足しているよ」
Andrea Kimi Antonelli, Mercedes
Photo by: Artur Widak / NurPhoto via Getty Images
今回の問題は、2026年の新レギュレーションによるスタート手順の変化とも関係している。MGU-Hの廃止により、ドライバーはターボを回すためにより高回転を維持しつつ、バッテリー管理も同時に行なう必要があり、スタートへの対応がより複雑になっている。
ホイールスピンの原因について、アントネッリは次のように説明した。
「クラッチを必要以上に深くつなぎすぎたと思う」
「タイヤも少し冷えていたこともあって、グリップの限界を超えてしまい、多くのポジションを失ってしまった」
アントネッリは改めて「完全に自分のミスだ」と断言したが、メルセデス代表のトト・ウルフは、ドライバーだけの責任ではないとの見解を示した。
「スタートは失敗だった。最近の若いドライバーはオートマ車で育っているから、クラッチをゆっくり確実につなぐ方法を教えないといけない」とウルフ代表は冗談交じりに語りつつ、次のように続けた。
「とはいえ彼は速かった。我々も簡単なマシンを与えているわけではないし、スタートは全体的に平凡な出来だ。改善が必要だ」
「今回のケースでは、伸び悩んだのはドライバーの操作が大きく影響を与えていた。ホイールスピンの見栄えはいいが、速さはないからね」
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