ライコネンが新型コロナウイルス陽性! リザーブドライバーのクビサがオランダGPに代役参戦へ
アルファロメオのキミ・ライコネンが新型コロナウイルスのPCR検査で陽性反応を示したため、オランダGPを欠場。リザーブドライバーのロバート・クビサがF1復帰を果たすことになった。

FIAは、F1オランダGPのフリー走行3回目を前に、アルファロメオのドライバーであるキミ・ライコネンが新型コロナウイルス陽性反応を示したことを発表。ライコネンは、オランダGPの残りのセッションを欠場することになった。
「FIA、フォーミュラ1、アルファロメオ・レーシングは本日、2021年FIA F1オランダGPのオンサイトPCR検査において、キミ・ライコネンが新型コロナウイルスの陽性反応を示したことを確認した」と声明が出された。
「新型コロナウイルスのプロトコルに従い、彼はこれ以上イベントに参加できない。彼と接触した人物はすべて判明している」
アルファロメオはチーム独自のリリースで、ライコネンには「症状が出ておらず、元気に過ごしている」と述べた。
「彼はすぐにホテルに隔離された。チームは濃厚接触者がいないか調査を実施し、このイベントの残り期間中、チームにこれ以上の影響はないと思われる」
さらにアルファロメオは別のリリースで、リザーブドライバーのロバート・クビサがライコネンの代役を務めると発表した。
クビサは2020年からアルファロメオのリザーブドライバーを務めており、今季はフリー走行に3度出走している。F1で97戦の出走経験を持つクビサが、ウイリアムズに在籍していた2019年アブダビGP以来のグランプリ出走を果たすことになる。
アルファロメオは「彼は2021年のF1マシンでの経験もあるため、準備を整えてチームのためにベストを尽くすだろう」と付け加えた。
クビサは今年、ヨーロピアン・ル・マン・シリーズに参戦。ル・マン24時間レースではチームWRTの一員として、LMP2クラスの首位を走行していたが、ファイナルラップでマシンがストップし、失格に終わっている。
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