F1 中国GP

早くも角田裕毅との交代論噴出……ローソン中国GPでも輝けず「パフォーマンスを発揮できなければ、ここにいられないのは分かっている」

レッドブルのリアム・ローソンは、F1中国GPでも大苦戦。チームで走り続けるには、もっと良いパフォーマンスを発揮しなければいけないと認めるが、レッドブルの2025年マシンに慣れるためには、まだ時間が必要だと主張する。

Jake Boxall-Legge

Jake Boxall-Legge

編集: 2025/03/23 12:04

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Liam Lawson, Red Bull Racing

 リアム・ローソン(レッドブル)の苦戦には、今回も終止符が打たれることはなかった。角田裕毅との交代の可能性が早くも指摘されているが、ローソンは「ジュニアカテゴリーでは、僕はユウキに勝った」と主張し、この噂を否定。今季マシンRB21に慣れるためには、時間が必要だと語った。

 ローソンはF1中国GPで、開幕戦以上の苦戦に陥った。スプリント予選でも予選でも最下位。決勝ではレッドブル加入後初めて完走したが、15位でフィニッシュするのがやっとだった(上位のマシンに失格の可能性があるため、最終的な順位は繰り上がる可能性がある)。

 レッドブルは予選で最下位だったことから、マシンのセッティングを変更し、ピットレーンから中国GPの決勝レースをスタートさせた。このローソンのマシンには、チームメイトのマックス・フェルスタッペンとは異なる空力のセッティングが施されたようだ。しかしその変更は、ほとんど功を奏さなかった。

 15位という成績も、レーシングブルズの角田裕毅がフロントウイングを破損したこと、そしてアルピーヌのジャック・ドゥーハンが他車をコース外に押し出したとして10秒加算ペナルティを受けたために手にしたもの。実質的には17位だった。

 ローソンは今季マシンRB21をより深く理解するには、時間が必要だと語る。その時間とはどんなモノかと尋ねると、ローソンはシーズン中にテストがなく、3連戦も控えているため、じっくりとマシンを走らせる余裕がないのだと説明した。

「厳しいレースになることは分かっていたから、ピットレーンスタートを選択し、マシンを試してみた。でも残念ながら思ったようにはいかなかった」

 そうローソンは語った。

「本当に厳しい週末で、今日も大変だった」

「残念ながら慣れるだけの時間はないけど、できるだけ早く理解する必要がある」

「マシンをテストして慣れる時間はないけど、もうシーズンは始まっている。レースごとにポイントを失ってしまっている。時間がないと言ったのはそういうことだ」

「でも僕はバカじゃない。もちろん、パフォーマンスを発揮するためにここにいる。それができなければ、ここにいることはできないだろう。それは分かっているよ。僕はただ、できるだけ早くマシンに慣れることに集中しているんだ」

 レッドブルは昨年序盤よりは苦しんでいるとはいえ、フェルスタッペンはQ3に進出し、上位を争っている。しかしローソンは最下位。その違いについてローソンは、「通常はほんの僅かなこと」だと語り、フェルスタッペンはドライブが難しいRB21を、自分よりもはるかに活用できていると説明した。

 しかしここまで苦戦が続くと、ローソン更迭という噂が日に日に大きくなっている。レッドブルは次の日本GPで、早くも角田裕毅とローソンを交代させることを検討しているとも言われる。

 これについてローソンに尋ねると、これまでは自分の方が勝ってきたと主張する。

「僕は何年もの間彼と一緒にレースをしてきた。ジュニアカテゴリーでは彼とレースして、彼に勝っている。F1でも勝った。彼が何を言ってもいいけどね」

 2019年のユーロ・フォーミュラ・オープンでローソンはランキング2位になった。このシリーズには角田も参戦しており、ランキングは4位。このシリーズについては、確かにローソンに軍配が上がる。

 しかし同年のFIA F3では、角田は弱小のイェンツァー所属だったにもかかわらず1勝を挙げ、ランキング9位。ローソンはMPモータースポーツに所属したものの1勝も挙げられず、ランキング11位となった。この結果、角田の方が先にFIA F2に昇格を果たし、2021年にはF1デビューを果たした。

 ふたりが次に同じ環境で戦ったのは、F1に上がってからだった。ふたりは2023年と2024年にアルファタウリとRBで11戦にわたってチームメイトとなり、獲得ポイントでは角田の方が上。予選でも角田10勝、ローソン1勝と大差がついている。

 そういう意味では、ローソンの「ジュニアカテゴリーでは彼とレースして、彼に勝っている。F1でも勝った」という発言は正しくない。

関連ニュース:

 

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 フェラーリ、中国GPは2台とも失格! ルクレールは重量不足、ハミルトンはスキッド摩耗……ガスリーも重量不足で3台がリザルトから消える

次の記事 2戦合計で18ポイントを失った? 角田裕毅、再びの戦略ミス&ウイング破損で上位入賞を逃す「とてもがっかり。戦略も見直す必要がある」

More from

Jake Boxall-Legge



オコン、ハース以外のチームとの交渉を認める。去就不明の2027年に向けて自身を「フリーエージェント」と表現

F1

F1

アゼルバイジャンGP

3 日前

オコン、ハース以外のチームとの交渉を認める。去就不明の2027年に向けて自身を「フリーエージェント」と表現



2027年のF1レース15km短縮で合意。パワーユニットの変更に対応……レース中断時の3時間制限も撤廃に

F1

F1

アゼルバイジャンGP

5 日前

2027年のF1レース15km短縮で合意。パワーユニットの変更に対応……レース中断時の3時間制限も撤廃に



ハースF1小松礼雄代表、来季の活動予算増額に自信「多くのパートナー候補と話しています!」 しかしそれはドライバー選定とは別と断言

F1

F1

スペインGP

10 日前

ハースF1小松礼雄代表、来季の活動予算増額に自信「多くのパートナー候補と話しています!」 しかしそれはドライバー選定とは別と断言

More from

リアム ローソン



ハジャー、手首の怪我癒えF1復帰。角田裕毅は再びリザーブに……レーシングブルズが感謝「とても貴重なポイントを獲得してくれた」

F1

F1

アゼルバイジャンGP

5 日前

ハジャー、手首の怪我癒えF1復帰。角田裕毅は再びリザーブに……レーシングブルズが感謝「とても貴重なポイントを獲得してくれた」



アゼルバイジャンGPでも角田裕毅の出番はあるのか? レッドブル、ハジャーの「回復は順調」と言及……最終判断は1週間後に

F1

F1

スペインGP

12 日前

アゼルバイジャンGPでも角田裕毅の出番はあるのか? レッドブル、ハジャーの「回復は順調」と言及……最終判断は1週間後に



2026年のF1はドライバーの腕はあまり関係ない?……フェルスタッペンの主張に角田裕毅「自分は良い仕事をしたと思っています」

F1

F1

スペインGP

16 日前

2026年のF1はドライバーの腕はあまり関係ない?……フェルスタッペンの主張に角田裕毅「自分は良い仕事をしたと思っています」

More from

レッドブル



フェルスタッペン、今季初優勝まであと0.196秒! 勝利は逃すも「最後のスティントは楽しかった」

F1

F1

アゼルバイジャンGP

10 時間前

フェルスタッペン、今季初優勝まであと0.196秒! 勝利は逃すも「最後のスティントは楽しかった」



フェルスタッペン、予選でクラッシュのアントネッリを擁護「みんな彼が何歳なのか忘れている」

F1

F1

アゼルバイジャンGP

1 日前

フェルスタッペン、予選でクラッシュのアントネッリを擁護「みんな彼が何歳なのか忘れている」



チャンスを”台無し”にした……フェルスタッペン、予選エンジントラブルに落胆「ここが勝つチャンスだった」

F1

F1

アゼルバイジャンGP

1 日前

チャンスを”台無し”にした……フェルスタッペン、予選エンジントラブルに落胆「ここが勝つチャンスだった」

最新ニュース



「誇りに思える週末だった」ラッセル、バクー勝利で自信ついた! 残りレース全勝計画ブチ上げる

F1

F1 F1

アゼルバイジャンGP

1 時間前

「誇りに思える週末だった」ラッセル、バクー勝利で自信ついた! 残りレース全勝計画ブチ上げる



WEC富士、レース終盤に衝撃のクラッシュ……マクラーレン720Sがメインストレートのガードレールに激突! その原因は”側面”スリップストリームだった!?

WEC

WEC WEC

Fuji

2 時間前

WEC富士、レース終盤に衝撃のクラッシュ……マクラーレン720Sがメインストレートのガードレールに激突! その原因は”側面”スリップストリームだった!?



トヨタ8号車が富士6時間を制す「最終コーナーを立ち上がるまで分からなかった」平川亮、0.591秒差で母国勝利

WEC

WEC WEC

Fuji

2 時間前

トヨタ8号車が富士6時間を制す「最終コーナーを立ち上がるまで分からなかった」平川亮、0.591秒差で母国勝利



激走マルタンス、平川亮とトヨタを苦しめる「あと1〜2周あれば……彼らの母国で、抜いてやりたかったな!」|WEC富士6時間

WEC

WEC WEC

Fuji

2 時間前

激走マルタンス、平川亮とトヨタを苦しめる「あと1〜2周あれば……彼らの母国で、抜いてやりたかったな!」|WEC富士6時間

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録