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ルクレール、1年で2度目の新型コロナウイルス陽性。1月にも自宅隔離を経験

フェラーリのシャルル・ルクレールは、F1アブダビGPから帰国後、新型コロナウイルスの陽性反応が出たため、自宅で自己隔離状態にあるようだ。

Charles Leclerc, Ferrari

写真:: Ferrari

 フェラーリのシャルル・ルクレールは、F1最終戦アブダビGPから帰国する際に受けた検査で、新型コロナウイルスの陽性反応が出たようだ。

 ルクレールはF1アブダビGP後にヤス・マリーナ・サーキットで行なわれたポストシーズンテスト初日(14日)、18インチタイヤを装着したマシンを走らせ、87周を走行している。

 ルクレールは、今年1月にもコロナに罹患。軽い症状が出たが、モナコの自宅で自己隔離を行なっている。つまり、1年に二度もコロナにかかってしまったことになるが、シーズンに影響しなかったことが不幸中の幸いと言える。

 チームは次のように声明を発表している。

「スクーデリア・フェラーリ・ミッション・ウィノーのドライバーであるシャルル・ルクレールは、COVID-19の陽性反応を示した」

「FIAとチームが要求するプロトコルに従って、シャルルはアブダビから戻ったときに検査を受けた」

「彼は現在、症状も軽く元気であり、自宅で自己隔離する予定だ」

 ルクレールはまだ今回のコロナ陽性についてコメントしておらず、ソーシャルメディアでは、フェラーリの投稿をリツイートしているのみだ。

 2021年シーズンは、アルファロメオのキミ・ライコネンがコロナ陽性となり、オランダGPとイタリアGPを欠場。ロバート・クビサが代役を務めた。また最終戦では、ニキータ・マゼピン(ハース)が欠場を余儀なくされている。

 F1スポーティングディレクターのスティーブ・ニールセンは、世界的に厳しい新型コロナウイルスの規制が復活することで、来年のスケジュールに影響が出る可能性について”心配”していることを認めている。

 新たな変異株であるオミクロン株が世界的に広がりつつある中、イギリスでは感染者が急増。12月16日(木)には過去最多となる8万8376件の新規感染例が報告されており、各国が規制を強化している。

 
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