F1

リアム・ローソン、衝撃のレッドブル”2戦限り”の更迭をまだ消化しきれず「でも、自信を失ったとか、そういうことは決してない」

レッドブルF1のシートを今季開幕2戦限りで追われることになったリアム・ローソンは、まだ精神的に処理しきれていないものの、自信は揺らいでいないと主張する。

Alex Harrington

公開日時: 2025/07/20 10:18

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Liam Lawson, Red Bull Racing

Liam Lawson, Red Bull Racing

写真:: Simon Galloway / LAT Images via Getty Images

 レーシングブルズのドライバーを務めるリアム・ローソンは、今季のF1をレッドブルのドライバーとしてスタートしたものの、僅か2戦限りで角田裕毅にそのシートを奪われることになった。これについてはまだ消化しきれていないものの、自分の能力に関する自信は揺るいでいないと語った。

 昨年、一昨年と、シーズン途中からアルファタウリ/RBのドライバーをつとめ、その実力を見せつけたローソンは今季、セルジオ・ペレスの後任として、レッドブルのシートを射止めた。しかしそのレッドブルでローソンは、開幕から2戦連続で予選下位に沈んだことで、3戦目の日本GPから角田にシートを明け渡すことになり、レーシングブルズにいわば降格させられることになった。

 レーシングブルズに降格した直後はなかなか調子が上がらなかったローソン。しかし徐々にパフォーマンスを取り戻しつつあり、ここまで12ポイントを稼いだ。

 ローソンはF1公式サイトのインタビューで、レッドブルで苦労していた頃を振り返った。

「正直に言うと、完全には……まだだね。まだ完全には……夏休みには、少なくとも1週間くらいは、みんなが精神的にスイッチを切ることができる時間があると思うけど」

 今年起きたことを消化する時間はあったかと尋ねられたローソンは、そう説明した。

「それまでにはあと数戦残っている。まだこれまでに起きたこと、今後数戦でどう改善していくか、そして自分自身がどう成長していくか、そのことばかり考えている。とにかく、その渦中にいるんだ」

 ローソンのレッドブルでの2戦は、まさに悪夢のような2戦だった。開幕戦では予選18番手だったものの、雨の中クラッシュ。続く中国GPでは、スプリント予選でも通常の予選でも最下位に終わり、レースでもポイントには届かなかった。

 そして中国GPの後にドバイで行なわれたレッドブル経営陣の会合で、ローソンの降格が決められた。

「ひとつハッキリさせておきたいのは、最初の数戦からチームを移籍し、そして日本に行くまで、僕の精神的な面は何も変わらなかったということだ」

 そうローソンは語った。

「自信が失われたとか、そういう憶測がかなり飛び交っていたけど、全くの誤りだ。シーズンの初めから、いつもと変わらない気分だった」

「2レース、しかも初めて走るサーキットでのレースでは、自信をつけるのは十分じゃないと思う。シーズン始まって6ヵ月経ってもまだそのレベルにあり、結果も同じようなモノならば、何かを感じるだろうね。自信も損なわれていたかもしれない」

 夏休みに入る前に、数週間休みを取れたことで、ローソンは前を見据えている。

「少し息抜きができるのは良いことだ。でも、精神的には、今後控えているベルギーとハンガリーのことを考えている。良いレースを数戦戦ってから、休みに入りたいものだ」

 レーシングブルズは今季、非常に安定したパフォーマンスを発揮している。ドライバーとしては、レッドブルに残るよりも良い環境で戦えている……と言えるかもしれない。実際ローソンの代わりにレッドブル入りした角田は、まだ苦戦が続いている。

 しかしローソンは今季は非常に忙しく、ここまであっという間に過ぎ去ったと語る。

「3連戦を戦う時には、レースウィークエンドを終えると1日かけて何が起きたのかを考え、その後すぐに次のレースのことを考えなきゃいけない。この世界に迷い込んでしまったような気分だ」

 そうローソンは言う。

「それが健全なことなのか、そうでないのかは分からない。でも、F1のこと、パフォーマンスのこと、そして結果のことばかり考えてしまう。今ここに座っているけど、もう7月も半ばだ。今年はあっという間に過ぎ去ってしまった。12レースも戦ったなんて、信じられないくらいだ。あっという間に過ぎ去ってしまった」

関連ニュース:

 

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 富士スピードウェイでF1テストが実現した経緯は? TGR加地氏「小松代表とは“日本でやりたい”と話していた」

次の記事 マクラーレンCEO、レッドブルF1ホーナー代表の“クビ”に驚きナシ「ドタバタが収まったようには見えない」

More from

Alex Harrington



まるでライコネンみたい……フェルスタッペン、F1モナコGPを1周でリタイアした後はクルーザーでくつろぐ。SNS上で大反響

F1

F1

モナコGP

3 ヵ月前

まるでライコネンみたい……フェルスタッペン、F1モナコGPを1周でリタイアした後はクルーザーでくつろぐ。SNS上で大反響



ノリス、将来はル・マン24時間参戦? マクラーレンはWEC参戦準備が本格化中

F1

F1

カナダGP

4 ヵ月前

ノリス、将来はル・マン24時間参戦? マクラーレンはWEC参戦準備が本格化中



な、なんて豪華な……ピアストリがアルボン、ボルトレトと共にカートに興じる。これがレーシングドライバーの野生の姿?

F1

F1

カナダGP

4 ヵ月前

な、なんて豪華な……ピアストリがアルボン、ボルトレトと共にカートに興じる。これがレーシングドライバーの野生の姿?

More from

リアム ローソン



ハース、オコンとの契約を今季限りで延長せず……後任候補と目される5人のドライバー。平川亮、角田裕毅の可能性はあるのか?

F1

F1

アゼルバイジャンGP

4 日前

ハース、オコンとの契約を今季限りで延長せず……後任候補と目される5人のドライバー。平川亮、角田裕毅の可能性はあるのか?



もうひとつの同士討ち……ローソン、リンドブラッドの無罪放免にモヤっと「僕のフロアを壊したのに、理解できない」

F1

F1

アゼルバイジャンGP

9 日前

もうひとつの同士討ち……ローソン、リンドブラッドの無罪放免にモヤっと「僕のフロアを壊したのに、理解できない」



ハジャー、手首の怪我癒えF1復帰。角田裕毅は再びリザーブに……レーシングブルズが感謝「とても貴重なポイントを獲得してくれた」

F1

F1

アゼルバイジャンGP

15 日前

ハジャー、手首の怪我癒えF1復帰。角田裕毅は再びリザーブに……レーシングブルズが感謝「とても貴重なポイントを獲得してくれた」

More from

レッドブル



”俺たち”はレッドブルの判断を見習うべき? ルクレール「彼らが選択を外さない理由を理解しないと」

F1

F1

バーレーンGP

2 時間前

”俺たち”はレッドブルの判断を見習うべき? ルクレール「彼らが選択を外さない理由を理解しないと」



レッドブルの驚異的な開発力。ついに優勝にまで辿りついた……メキーズ代表も満足「これが我々の真骨頂だ!」

F1

F1

バーレーンGP

1 日前

レッドブルの驚異的な開発力。ついに優勝にまで辿りついた……メキーズ代表も満足「これが我々の真骨頂だ!」



冷却ベスト開発にリソースを割きたくないF1チーム……その現状にラッセルが問題提起。一方不要派フェルスタッペンは一蹴「騒ぎすぎ。サウナ行こ!」

F1

F1

バーレーンGP

1 日前

冷却ベスト開発にリソースを割きたくないF1チーム……その現状にラッセルが問題提起。一方不要派フェルスタッペンは一蹴「騒ぎすぎ。サウナ行こ!」

最新ニュース



インドネシアGPとの相性が最悪のマルク・マルケス、ドゥカティも苦戦を覚悟?「10点か12点失っても悪くはない」

MotoGP

MGP MotoGP

インドネシアGP

1 時間前

インドネシアGPとの相性が最悪のマルク・マルケス、ドゥカティも苦戦を覚悟?「10点か12点失っても悪くはない」



”俺たち”はレッドブルの判断を見習うべき? ルクレール「彼らが選択を外さない理由を理解しないと」

F1

F1 F1

バーレーンGP

2 時間前

”俺たち”はレッドブルの判断を見習うべき? ルクレール「彼らが選択を外さない理由を理解しないと」



MotoGP、2027年から新フォーマット導入。スプリント予選追加、ウォームアップ廃止など変化

MotoGP

MGP MotoGP

日本GP

5 時間前

MotoGP、2027年から新フォーマット導入。スプリント予選追加、ウォームアップ廃止など変化



キャデラックF1、それでいいのか? 「F1を制するのが目標なら、アメリカ拠点は最適ではない」元F1チーム代表から厳しい声

F1

F1 F1

アゼルバイジャンGP

6 時間前

キャデラックF1、それでいいのか? 「F1を制するのが目標なら、アメリカ拠点は最適ではない」元F1チーム代表から厳しい声

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録