イモラF1でサーキット内の光ファイバーに問題発生! テレビや無線交信が機能しない異常事態

エミリア・ロマーニャGPでは、サーキット内の光ファイバーに問題が発生。F1の様々なデータ送受信が停止する事態に陥った。

イモラF1でサーキット内の光ファイバーに問題発生! テレビや無線交信が機能しない異常事態

 F1は、イモラ・サーキットで開催されているエミリア・ロマーニャGPのフリー走行1回目(FP1)で現場の光ファイバー回線に問題が発生。テレビ放送とチームの無線通信などに影響を与えたと発表した。

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 F1のデータシステムは、FP1開始直前にダウン。衛星通信を介して基本的な操作のみ続行できる”リカバリーモード”に、ただちに切り替えられた。

 しかしこのリカバリーモードでは、データの送受信、オンボードカメラ映像、チーム無線などといった多くの機能が使えなかった。

 セッション終了後に光ファイバーの問題に対する処置が行なわれ、通常のシステムがリセットされた後、FP2では各機能が問題なく作動した。

 コロナ禍の影響により、F1は現場に赴くスタッフの人数を削減するため、多くの機能のイギリスの本拠地に移管した。しかしこの日のトラブルは、局所的なモノだったと主張している。

 システムが障害を抱えたことにより、チームはドライバーに無線で後方から迫るマシンの状況などを知らせることが難しくなり、これが大きな問題に繋がった。スロー走行していたエステバン・オコン(アルピーヌ)と、アタック中だったセルジオ・ペレス(レッドブル)が接触。赤旗中断の原因となった。この事故についてはふたりのドライバーがスチュワードに召喚されたものの、何のペナルティも科されることはなかった。

「確かに、それは大きな問題だった」

 フェラーリのチーム代表であるマッティア・ビノットはそう語った。

「全てのチームで同じ問題が発生していたのかは分からない。しかし我々にとっては、特にシャルル(ルクレール)とコミュニケーションを取ることができなかったので、非常に困難だった」

「彼に、後続のマシンについてのアドバイスをすることが難しかった。そのため、意図しない問題が発生する可能性があった。そしてドライバーとしても、誰が後方からやってくるのか、それを知るのは非常に難しかった」

「それに加えて、我々はレース用のパワーユニットを使っていた。これはバーレーンで使ったモノであり、週末を通して使う。問題が発生した場合、どのように対処し、どうコミュニケーションを取ればいいのかが分からなかった。だから、こういった問題は深刻だ」

 アルファロメオの代表であるフレデリック・バスールは「ラップタイムが表示されていなかったので、奇妙な経験だった」と語った。

「少なくとも、安全性に関するデータはあった。セッション半ばまでの最初のスティントは、私にとっては大丈夫だった。大事にはならなかった」

「ドライバーは、無線通信について不満を言っていたから、セッション後に話をしたよ。しかし20年前まで、F1ドライバーは無線なしでドライブすることができたんだからね!」

 またアストンマーチンのチーム代表であるオットマー・サフナウアーも、次のように語った。

「そういうデータを失うまで、我々がどれだけデータに依存していたのかを理解することはできないと思う」

「ピットレーンが無いかのようだった。ドライバーとのコミュニケーションも、機能していなかった。そのことは、物事を遥かに困難にしたのだ」

 

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