F1

マルチン・ブコウスキー、キャデラックF1チーム代表就任を語る「実はこれまでに、半数以上のチームと話をしてきた」

キャデラックF1の新たなチーム代表に就任したマルチン・ブコウスキーは、半数以上のチームと交渉したと明かした。

Ed Hardy Ronald Vording

公開日時: 2026/08/13 22:27

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Valtteri Bottas, Cadillac Racing

Valtteri Bottas, Cadillac Racing

写真:: Guido De Bortoli / LAT Images via Getty Images

 キャデラックF1チームは8月12日(水)にマルチン・ブコウスキーが新たなチーム代表に就任するという衝撃的な発表を行なった。これまでチーム代表を務めてきたグレアム・ロードンは、即座にチームを離れることになる。

 ブコウスキー新代表は、キャデラックに加入することを選んだ理由について尋ねられた際、F1復帰に向け、半数以上のチームを交渉を行なったと明らかにした。

 まさに突然の発表であった。今季からF1への参戦を開始したキャデラック……そのチーム体制を整えている最中である。しかし夏休みのファクトリー休止期間中に、チーム代表をロードンからブコウスキーに変更すると明らかにしたのだ。

 キャデラックはシーズン前半を終えた時点で無得点のコンストラクターズランキング最下位。これは、新規参入ということを考えれば、ある意味当然のことと言える。そんな中でロードンが更迭されたというのは、驚きであった。

 しかしチームCEOのダン・タウリスは変化の必要があると判断。F1での豊富な経験を持つブコウスキーを起用することを選んだ。

 49歳のポーランド人であるブコウスキーは、2002年にプロストを離れ、フェラーリで5年働いた後、マクラーレンに移籍。2014年にはそのマクラーレンを離れ、FIAでの仕事に就いた。2020年からはルノーに移籍し、2021年にはダビデ・ブリビオと共にチーム代表に就任。その後はテレビ解説者などを務めていた。

 そして今回、キャデラックのチーム代表に就任。F1の表舞台に戻ってくるのは4年ぶりということになる。

「これまでの数年間、グリッド上の半数以上のチームと話し合いを重ねてきた。中にはそれが進んでいたチームもあれば、そうではない話もあった」

 ブコウスキーはそう語った。

「しかし私にとっては、こういうリーダーシップ的な役割で復帰するならば、自分が信じられるプロジェクトに携わることが重要だったんだ。それにはいくつかの理由がある」

「このプロジェクトはとても野心的で、モータースポーツに深く関わっているTWGグループ、そして世界最大級の自動車メーカーであり、大きな野心を持つゼネラルモータースが支援している。資金面でも、これまでの私の事業は、必ずしも恵まれていたとは言えなかったからね」

「さらに私が加入を決めた理由のひとつは、私が話をする人たち、つまりチームの役員やリーダーシップを担う人たちが、みんなモータースポーツに携わったことがある人たちであるということだった」

「彼らは皆モータースポーツに人生を捧げ、モータースポーツを理解し、モータースポーチに関わってきた人たちだ。私にとってそれは、非常に新鮮な経験だった。会話の方向性が、最初から全く違っていたんだ」

「強いチーム、そして最終的にはトップ争いができる競争力のあるチームを築きたい、そういう野心と願望がある」

「それがどれほど困難な道のりであるか、今後のスケジュールがどれほど厳しいかを十分に理解している。ダンと話し始めて以来、我々のビジョンや物事の展開に対する考え方は、非常に似ていると感じている」

「大きなプレッシャーは感じていないし、期待されるのは当然のことだ。この種の役割においては、それはごく自然なことだ、しかしその期待は決して不合理なモノではなく、F1の現実からかけ離れたモノでもない」

「誰もがこれから先に待ち受けている挑戦の大きさを理解している。しかしそれに取り組む覚悟はできている。私も、同じ気持ちでこのチームに加わる」

「正直なところ、私が最も感銘を受けたのは、これまで話してきた基盤や支援体制といったこと以上に、姿勢やビジョン、そしてモータースポーツに情熱を注ぎ、モータースポーツを深く理解している人たちと実際に話をする機会があったことだった」

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