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フェルスタッペン、自身の華麗な360度スピンを自画自賛「F1でうまくいかなくても、ラリー転向に活きるね!」

レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、F1マイアミGPの決勝スタート直後に360度スピンを決めたことで、ラリー転向の良い準備になったと冗談を言った。

Max Verstappen, Red Bull Racing

 マックス・フェルスタッペンは、F1引退後も父の足跡を辿るのかもしれない。マイアミGPのスタート直後に360度スピンを決めたことについて、ラリーに転向する準備はできていると語った。

 フェルスタッペンはフロントロウ2番手からマイアミGPの決勝レースをスタート。加速がうまくいかなかったポールポジションのアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)に並びかけた。

 2台はターン1で若干オーバーラン気味になった。この間隙を突いたのが3番グリッドから抜群の加速を見せたシャルル・ルクレール(フェラーリ)で、1コーナーをしっかり減速すると、その立ち上がりでフェルスタッペンと横並びになった。

 その直後、フェルスタッペンはスピン。360度ぐるりと回って走行を継続した。後続のマシンに追突されなかったのは不幸中の幸いだったが、それでも10番手まで後退した。

 フェルスタッペンはこのスピンを、F1よりもラリーのような走りだったと振り返った。

「ターン2でリヤを滑らせてしまった。それでタイムロスを最小限に抑えようとして、360度スピンを試みたんだ」

 フェルスタッペンはそう語った。

「クラッシュするかと思ったけど、アクセルを全開にしたから、なんとか360度スピンすることができた。F1でうまくいかなくても、ラリーに転向できるからね!」

 フェルスタッペンの父親であるヨス・フェルスタッペンも、F1引退後にはラリーに挑戦。今も参戦している。

 なおスピンに至ったのは、当時ポジションを争っていたルクレールと接近したためである。しかしフェルスタッペンは、ルクレールの動きに不満はないと語った。

「僕らはコーナーに攻めて入っていっただけだ。しかしその後、突然リヤが滑ってしまったんだ」

 そうフェルスタッペンは言う。

「燃料がまだたくさん残っている時に滑り始めてしまうと、立て直すのが大変なんだ」

 フェルスタッペンはポジションを落とした後、中団グループでの争いに転じた。その中でフェルスタッペンは前を行くマシンを次々にオーバーテイク。その姿は強引にも見え、抜かれた側のドライバーは「やりたい放題だね」と無線で不満を訴えたりした。

 その後フェルスタッペンは、セーフティカーが出動した6周目というタイミングでピットインし、いち早くハードタイヤに交換。そのハードタイヤで50周以上を走らねばならないギャンブル的戦略だったが、最終的には5位までカムバックしてみせた。

「ミディアムタイヤでのペースは悪くなかったと思うけど、ハードタイヤに交換した途端、すごく難しくなったんだ」

 そうフェルスタッペンは語った。

「レースが終わってから言うのは簡単だけど、後半のスティントは少し長すぎたと思う」

 なおフェルスタッペンはタイヤ交換を終えてピットアウトする際、ピットレーン出口の白線を踏んでしまったとして、5秒のタイム加算ペナルティを科された。しかし6番手でフィニッシュしたルクレールが、最終ラップにスピンしてウォールにヒットしたことでダメージを負ったマシンをチェッカーまで運ぶためにコースオフを繰り返したため、20秒加算ペナルティを受けた……その結果、フェルスタッペンの5位は変わることはなかった。

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