F1

エンジニア求む! マクラーレンF1チームが大規模リクルート活動中。主要ポストも採用対象に

マクラーレンは、F1でさらに上位を目指すべく、エンジニアリングとエアロダイナミクスの領域で大規模な採用活動を開始している。

Jonathan Noble

Jonathan Noble

編集: 2022/11/28 16:34

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Daniel Ricciardo, McLaren MCL36, arrives on the grid with mechanics

 イギリス・ウォーキングにファクトリーを置くマクラーレンは、F1の頂点への復活に向けて新しい風洞設備とシミュレータの稼働開始が目前に迫っているが、チームはただその時を待っている訳ではない。

 上位3チームから遠ざかり、アルピーヌにもコンストラクターズランキング4位の座を奪われるなど、思うような前進が果たせなかった今季のマクラーレンは、事態の好転に向けて、大規模な採用活動を開始した。

 シーズン最終戦のアブダビGPで、チーム代表を務めるアンドレアス・ザイドルは、今季序盤にチームを悩ませたブレーキトラブルがマシンの開発プログラムに支障をきたした点を例に挙げ、今後12ヵ月でより多くのスタッフを迎え入れることで、リソース不足を解消したいと考えている。

「今シーズンは、チームのセットアップ面でまだ弱点があることが明らかとなった」

 そうザイドルは語る。

「問題を抱えていたことで、我々は依然として他チームと比べて十分なリソースがないということが露呈した。特にエンジニアリングの面では、現在のマシン開発と来年のマシン開発を並行して進めるには足らないのだ」

「そのため、我々は財務部と協力し、コスト削減に念頭を置きながら、現在のF1活動の中でシナジー効果や効率性を見出すべくハードワークを行なってきた」

「そのおかげで、将来的により多くのことを並行して行なえるように、より多くのエンジニア、人員を雇う大規模な活動を2ヵ月ほど前から開始できたのだ」

「そこが、現在のチームの弱点のひとつだと思う。そして願わくば、来年はもっと多くのエンジニアを迎え入れることで、もう一歩前に踏み出すことができればと思う」

Mechanics work on the car of Lando Norris, McLaren MCL36, in the garage

Mechanics work on the car of Lando Norris, McLaren MCL36, in the garage

Photo by: Steven Tee / Motorsport Images

 現行F1では、予算制限レギュレーションが設けられているものの、マクラーレンはレギュレーション導入初年度となった2021年の支出を分析し、パフォーマンス向上に貢献するスタッフを迎え入れるべく、どこで節約し、どこでリソースを注入すべきかを明確にした上で、採用活動にゴーサインを出したのだ。

 マクラーレンが採用活動を行なっているポストには、空力プロジェクトリーダーやシニア・エアロダイナミシスト、シニア・サスペンション・デザイナー、空力デザイナーなど主要な役職も含まれているということが分かっている。

 そしてザイドルは、プレシーズンテストから尾を引いたブレーキトラブルが、来年以降にも影響を与えていると説明した。

「この問題は、様々な理由でチームにとって大きな影響を与えたと思う」とザイドルは言う。

「まず、最近のテストは厳しい制限を受けており、F1は全く新しいマシンで、全く新しい時代に突入している。他のライバルに比べて、半分もテストを完了できなかったことは、シーズン準備の面でかなり後手に回ることとなった」

「そこで多くのリソースを使わなくてはならなかった。ブレーキトラブルを解決するのではなく、マシンのパフォーマンス開発に全てのリソースを注ぎ込みたい時にね」

「そして、それが我々をさらに追い詰めることとなったと思う。我々の望み通りにシーズンが始まらなかったから、ある程度は来年のマシン開発に影響を与えたかもしれない」

 

関連ニュース:

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

コメントを読んで投稿する

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 F1復帰組ヒュルケンベルグ、久しぶりの本格走行に「衰えを感じた……」2019年以来のフル参戦に向け準備進める

次の記事 引退レース相手はやりにくい? オコン、ベッテルと序盤バトルも「接触はしたくなかった!」

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

View More & Comment

More from

Jonathan Noble



大きく前進を果たせなければ、F1タイトル5連覇は目指せない……フェルスタッペン、レッドブルに警鐘鳴らす

F1

F1 2024/12/29

大きく前進を果たせなければ、F1タイトル5連覇は目指せない……フェルスタッペン、レッドブルに警鐘鳴らす



ハミルトンのメルセデスF1最終年度での苦戦、その原因は? エンジニアリング統括が明かす

F1

F1 2024/12/27

ハミルトンのメルセデスF1最終年度での苦戦、その原因は? エンジニアリング統括が明かす



僕にできることはある……ボッタス、“最悪のシナリオ”でF1シート喪失も闘志は消えず。酒の勢いで始めたおバカ挑戦で再認識

F1

F1 2024/12/25

僕にできることはある……ボッタス、“最悪のシナリオ”でF1シート喪失も闘志は消えず。酒の勢いで始めたおバカ挑戦で再認識

More from

マクラーレン



マクラーレン代表、シンガポールGPスプリントでの同士討ちに憤慨「チームの利益以上に重要なことはない。奴らに改めてそれを伝える!」

F1

F1

シンガポールGP

2 日前

マクラーレン代表、シンガポールGPスプリントでの同士討ちに憤慨「チームの利益以上に重要なことはない。奴らに改めてそれを伝える!」



マクラーレン、シンガポールGPのスプリントで”最悪”同士討ち。撃墜ノリスにペナルティの可能性?「僕にはあそこに飛び込む権利があった」

F1

F1

シンガポールGP

2 日前

マクラーレン、シンガポールGPのスプリントで”最悪”同士討ち。撃墜ノリスにペナルティの可能性?「僕にはあそこに飛び込む権利があった」



ランド・ノリス、スプリント予選5番手にがっかり「良いラップタイムを記録できなかった……言い訳できないよ」

F1

F1

シンガポールGP

2 日前

ランド・ノリス、スプリント予選5番手にがっかり「良いラップタイムを記録できなかった……言い訳できないよ」

最新ニュース



レース界の大物、豪華ゲストがイタリア大使館に集結! 日伊モータースポーツ交流イベント開催……ミッレミリア100周年記念イベントを日本でも実施

General

Misc General 2 時間前

レース界の大物、豪華ゲストがイタリア大使館に集結! 日伊モータースポーツ交流イベント開催……ミッレミリア100周年記念イベントを日本でも実施



TOM’S参戦終了も、SFライツが窮地に陥るわけではない? FRJとの共生は十分可能|英国人ジャーナリスト”ジェイミー”の日本レース探訪記

SFライツ

SFL SFライツ 3 時間前

TOM’S参戦終了も、SFライツが窮地に陥るわけではない? FRJとの共生は十分可能|英国人ジャーナリスト”ジェイミー”の日本レース探訪記



アップデートで明暗。レッドブルはメルセデスを超えたのか? ラッセル「今はレッドブルが倒すべきチーム」

F1

F1 F1

シンガポールGP

4 時間前

アップデートで明暗。レッドブルはメルセデスを超えたのか? ラッセル「今はレッドブルが倒すべきチーム」



ローソン、シンガポールで10ポイント荒稼ぎ……レーシングブルズ”100点”到達「でも、まだ安心できない。今後何が起きるか分からないからね」

F1

F1 F1

シンガポールGP

7 時間前

ローソン、シンガポールで10ポイント荒稼ぎ……レーシングブルズ”100点”到達「でも、まだ安心できない。今後何が起きるか分からないからね」

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録