メルセデスF1、ハミルトンと名物トレーナー・カレンの離別原因を示唆「変化は物事が上手くいかない時に訪れる」
メルセデスAMG F1のトト・ウルフ代表は、ルイス・ハミルトンのトレーナーを務めたアンジェラ・カレンが陣営から離脱したことについて、「変化は物事が上手くいかない時に訪れる」とハミルトン側の判断だったと示唆した。

F1 2023年シーズン第2戦サウジアラビアGPを前に、メルセデスのルイス・ハミルトンは専属トレーナーのアンジェラ・カレンが陣営から離れることを明かし、その理由についてメルセデスAMG F1のトト・ウルフ代表は「変化は上手くいかない時に訪れる」と語っている。
カレンはホッケーの元ニュージーランド代表選手。彼女はF1に多くのトレーナーを派遣してきたコーチング会社「ヒンサ・パフォーマンス」を通じて、2016年からハミルトン専属のパフォーマンスコーチを務めてきた。
ハミルトンはソーシャルメディアを通じてカレンの離脱を告げたが、その原因やカレンの今後の活動については言及されなかった。
ウルフは”正直な”評価の一環として、ハミルトンが離別の判断を下したと示唆しているが、「彼が取りたいと思ったどんな判断でも」ドライバーをサポートするつもりだと語った。
「アンジェラは長い間、仲間のひとりだった」と彼は言う。
「どのチームでも、それが彼の親しい人であろうと、より広いグループであろうとも、同じ状況に留まっていることはできない。私たちはみんな、人間として成長していくからね」
「組織は、成長過程で物事が上手くいかなかったら、それを正直に話して変化をもたらす必要があるものだ」
「アンジェラは常にチームのマスコット的存在だった。始動時のマシンよりも大きな声を出せるのは彼女だけだよ!」
「しかしこれが(ハミルトンが)決めたことであるなら、彼がどんな方向に進みたいとしても、我々いつも彼を全力でサポートする」
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