速報ニュース
F1 イタリアGP
メルセデス、混乱のピットストップで勝利逃す。「もっと早く気付けたはず」とウルフ代表
メルセデスは、F1第8戦イタリアGPでルイス・ハミルトンがペナルティを受ける原因となったピットストップについて説明した。

Luke Smith
公開日時: 2020/09/07 2:33
Copy link
Viberでシェア
Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

メルセデスにとって、F1第8戦イタリアGPは悔しいレースとなった。ルイス・ハミルトンが10秒以上後続を離す独走の展開となっていたが、ピットレーン閉鎖中にピットストップを実施したことで10秒のストップ&ゴーペナルティを受けてしまい、後方から追い上げたものの7位でレースを終えた。
Read Also:
18周目、ハースのケビン・マグヌッセンがピットレーン入り口付近でマシンを止めたことで、レース展開は大きく変わった。これによりセーフティカー(SC)が出動した。
この時点で、上位のマシンは軒並みピットインを済ませておらず、各車がピットに雪崩込んでくるかと思われた。しかし、マグヌッセンのマシンを安全に回収できるよう、SC導入から11秒後にピットレーンがクローズされた。
ハミルトンとアントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)は、ピットレーンが閉鎖されたというシグナルを見逃し、ピットに入ってしまった。後に彼らはスチュワードの審議対象となり、10秒のストップ&ゴーペナルティを科された。
SCが解除された後、すぐにシャルル・ルクレール(フェラーリ)がクラッシュし、レースは赤旗中断。ハミルトンは首位でレース再開を迎えたが、ペナルティを消化したことで集団から25秒以上も後方から追い上げることになった。
猛プッシュを続けたハミルトンは、7位まで挽回。ファステストラップのボーナスポイントも獲得したが、勝てたはずのレースを落とすことになった。
メルセデスのチーム代表であるトト・ウルフは、ピットウォールからはピットレーン閉鎖を示すボードが見えなかったこと、ピット入り口には赤信号がなかったと説明した。
「奇妙な出来事の連続だったが、我々はもっと早く気付けたはずだ」
そうウルフは語った。
「行なわれた決定は非常に珍しいものだったが、それらは完全にルールの範囲内だった」
「ハースの1台がピット入り口に近いところ、パラボリカのイン側に止まっていた。そこではシングルイエローが出されていたが、その後にSCが出された」
「SCが出されると、ピットレーン入り口は赤(閉鎖)になったが、正確には赤ではなくアウト側にイエロークロスの表示がふたつ出されていた」
「ピットレーンに(ハミルトンが)入ってくる時、ストラテジストのひとりがラジオで叫んでいた。我々は混乱していたんだ」
「我々にはサインが見えなかった。それが、ルイスのレースを台無しにした一連の出来事だ。ハッピーではないが、受け止めなくてはいけない」
レース後、ハミルトンはピットレーンクローズを示すイエロークロスの表示を見落としたことを認め、ミスを受け入れた。
「正直なところ、それらのボードは見ていなかった。だから僕の責任だ」
そうハミルトンは話した。
「それは僕が学ぶことだ。集団の最後尾のマシンから26秒も離されたことを考えると、7位とファステストラップを獲得したのは素晴らしいことだ」
「マックス(フェルスタッペン)はリタイアし、ポイントを獲得できなかった。だから今日は大きな損失にはならない」
ウルフは、メルセデスがピットレーンが閉鎖されていることを確認することができた唯一の方法は、FIAのタイミング情報の4ページ目を見ることだったと説明した。
「ピットウォールからは、イエロークロスが見えない。ドライバーがそれを見つけられなければ、ピットレーン閉鎖を確認できる唯一の方法は、FIAのコミュニケーションシステムの4ページ目を見ることだった」
「SCが出ている時、誰もそれを見ていない。ドライバーはピットに入ろうとしていて、全てがピットストップに集中している」
「残念なことに、ピットレーンをクローズするという判断は非常に珍しいものだったと言える」
Read Also:
- アルファタウリ、チームとして2008年以来2勝目。トスト代表「モンツァで歴史を再現」
- ガスリーの今季にかける強い想い……ホンダ山本MD「日本のドライバーにも励みになった」
- アルファタウリとの50戦目で歓喜の優勝。ホンダ田辺TD「モチベーションを高める1勝」
- 【ギャラリー】ピエール・ガスリー&アルファタウリ・ホンダ初優勝! その歓喜を振り返る
- F1イタリアGP決勝:ホンダ+アルファタウリ、歓喜の50戦目。勝利の女神はガスリーに微笑んだ!
あなたの意見が聞きたい!
Motorsport.comで何を見たいですか?
5分間のアンケートにご協力ください。
- Motorsport.comチーム
コメントを読んで投稿する
関連ニュース :
記事をシェアもしくは保存
Copy link
Viberでシェア
前の記事 フェルスタッペンのうまくいかない週末「このレースを忘れ、来週に集中」
次の記事 サインツJr.、僅差の2位に「半分がっかり」。でもマシンのパフォーマンスに満足
Top Comments
コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?
View More & Comment

More from
Luke Smith

没後30年。アイルトン・セナとホンダの”絆”を、マネージャーの言葉で振り返る「彼はホンダに対して誠実だった」
F1
F1 2024/05/01
没後30年。アイルトン・セナとホンダの”絆”を、マネージャーの言葉で振り返る「彼はホンダに対して誠実だった」

”要求の厳しい”アロンソ。投資進むアストンマーチンF1を成長させるための絶好の配役
F1
F1
Aston Martin Silverstone Shakedown
2023/02/20
”要求の厳しい”アロンソ。投資進むアストンマーチンF1を成長させるための絶好の配役

ハミルトン、ハリウッドF1映画のプロデューサーとして演者オーディションに参加。ブラッド・ピットの共演者は多様性重視
F1
F1 2023/02/19
ハミルトン、ハリウッドF1映画のプロデューサーとして演者オーディションに参加。ブラッド・ピットの共演者は多様性重視

More from
メルセデス

元レッドブル代表のホーナー、メルセデス代表とのライバル関係は「芝居がかったように描かれた」
F1
F1 10 時間前
元レッドブル代表のホーナー、メルセデス代表とのライバル関係は「芝居がかったように描かれた」

アントネッリの”悪癖”にウルフ代表もハラハラ「白線が見えていないみたいだから、お尻の下に枕でも挟もうか」
F1
F1
シンガポールGP
3 日前
アントネッリの”悪癖”にウルフ代表もハラハラ「白線が見えていないみたいだから、お尻の下に枕でも挟もうか」

アップデートで明暗。レッドブルはメルセデスを超えたのか? ラッセル「今はレッドブルが倒すべきチーム」
F1
F1
シンガポールGP
3 日前
アップデートで明暗。レッドブルはメルセデスを超えたのか? ラッセル「今はレッドブルが倒すべきチーム」
最新ニュース

F2行きの噂が加速する坪井翔、所属先はハイテックではない? トヨタと欧州チームの提携はどうなる
FIA F2
F2 FIA F2 7 時間前
F2行きの噂が加速する坪井翔、所属先はハイテックではない? トヨタと欧州チームの提携はどうなる

山本左近議員、F1日本GPを国として支える必要性を主張「我が国の貴重な国際的資産……開催権料への公的支援も選択肢のひとつ」
F1
F1 F1
シンガポールGP
7 時間前
山本左近議員、F1日本GPを国として支える必要性を主張「我が国の貴重な国際的資産……開催権料への公的支援も選択肢のひとつ」

2026年マカオGP、日本勢は5人参戦! 山越陽悠は昨年優勝チームから……トムスも自前マシン投入で気合い十分
Other open wheel
Misc Other open wheel 8 時間前
2026年マカオGP、日本勢は5人参戦! 山越陽悠は昨年優勝チームから……トムスも自前マシン投入で気合い十分

FIA F2のミシェルCEO、カタールとアブダビの2戦は”予定通り開催”と断言「我々はその2戦でシーズンを終えたい」
FIA F2
F2 FIA F2 8 時間前
FIA F2のミシェルCEO、カタールとアブダビの2戦は”予定通り開催”と断言「我々はその2戦でシーズンを終えたい」
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
次の 2 つのオプションがあります。
- サブスクライバーになります。
- 広告ブロッカーを無効にします。
購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします
広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード
お知らせの管理
登録