メルセデス、テスト最終日に2度目のエンジン交換。前日トラブルのPUは調査へ
メルセデスは、F1プレシーズンテスト後半2日目に発生したトラブルを受け、テスト最終日を前にエンジンを交換した。

メルセデスは、スペインのカタルニア・サーキットで行なわれているF1プレシーズンテスト後半の最終日を前に、2度目のエンジン交換を実施した。
27日(木)午後の走行を担当したルイス・ハミルトンは、油圧システムの異常でエンジンを止め、わずか14周でこの日の走行を終えることになった。
メルセデスはパワーユニット(PU)を取り外し、エンジン開発の拠点であるブリックスワースに送ってトラブルの原因を調べることにした。そのため、メルセデスはテスト最終日を前に、PUを交換する必要が生じた。
プレシーズンテストの前半では、バルテリ・ボッタスが走行中にトラブルが発生。チームはそのPUを修理し再使用したと理解されている。
メルセデスのカスタマーチームであるウイリアムズも、プレシーズンテストで信頼性トラブルが相次ぎ、計3基のエンジンを使用しているのは、メルセデスにとって頭痛の種になっている。
ウイリアムズのジョージ・ラッセルは、問題がオイルシステムに関連していると示唆していた。したがって両チームで同様のトラブルが起きている可能性がある。
「ああ、オイルシステムの問題と関係がある。言うまでもなく、僕たちはテストでは同じクルマを走らせているんだ」と、ラッセルは語った。
「残念ながら、テストでふたつの問題が起きたため、かなりの周回が犠牲になった。そのせいでプログラムがかなり詰まっていることを意味する。僕たちはテストを最大限に活用する必要がある」
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