メルセデス、F1モナコGPの再審請求を取り下げ。ラッセルのペナルティ撤回を諦める
メルセデスはF1モナコGPにおけるジョージ・ラッセルへのペナルティに関する再審請求の訴えを取り下げた。
George Russell, Mercedes-AMG W17
写真:: Erik Junius
F1モナコGPでジョージ・ラッセルが受けたペナルティを巡り、再審請求を行なっていたメルセデス。しかし彼らは訴えを取り下げたことが明らかになった。
ラッセルは、モナコGPでピットレーン速度違反によりペナルティを受けた複数のドライバーの一人だった。その後、同じようにピエール・ガスリーがペナルティ対象となっていたアルピーヌの再審請求によって、モナコ特有のピットレーン入口における計測システムに問題があり、誤った速度違反判定が発生していたことが明らかになった。
つまりラッセルも本来不当だった可能性のあるペナルティを受けたうえ、そのペナルティを正しく消化できなかったことでドライブスルーペナルティを科されてしまったことになる。結果として、ラッセルはこのペナルティの影響で表彰台争いから脱落し、ノーポイントでレースを終えた。
そして再審請求を経てガスリーへのペナルティが撤回されたあと、メルセデスも独自に再審請求を実施した。計測システムに問題があったことを受け、ラッセルのペナルティ撤回を目指していた。
しかしFIAは6月18日(木)に、メルセデスが正式に請求を取り下げたことを明らかにした。なおメルセデス代表のトト・ウルフも、成功の可能性は低いと以前から認めていた。
FIAスチュワードは声明で次のように述べた。
「メルセデスAMG・ペトロナスF1チームより、2026年モナコGPにおける63号車のFIA F1規則B1.6.3a条違反に関するスチュワードの決定について提出されていた再審査請求を取り下げるとの通知を受けた」
一方で、ガスリーの表彰台復活をめぐる論争は依然として続いている。
ガスリーへのペナルティ撤回で影響を受けたレッドブルとマクラーレンは、正式に異議申し立てを行なっているからだ。この案件は今後、FIA国際控訴裁判所での審議に移ることとなる。
両チームは、レース中にペナルティを消化したドライバーの不利益は取り消せないのに対し、ペナルティを消化しなかったガスリーだけが救済されるのは不公平だと主張している。
【PR】2026年のF1™を見るならFOD。至極の体験『F1® TV』連携プランも!
記事をシェアもしくは保存
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。