初開催のF1マイアミGP、ビーチにヨットハーバーを備えた豪華ホスピタリティで「一味違う体験を!」
F1マイアミGPの責任者であるトム・ガーフィンケルは、5月6~8日の初開催に向けて、他のレースとは一味違う体験をもたらすことができると自信を持っている。
写真:: Miami GP
2022年シーズンの第7戦として、5月6~8日に初開催が予定されているF1マイアミGP。主催者側は、グランドスタンドやサーキット周辺の高級ホスピタリティゾーンを強調した、レンダリング映像を公開した。
1周5.4kmのサーキットのターン6~8のインフィールドには、モナコスタイルのマリーナが建設され、10数隻のヨットがドッキングされる予定である。
開催地のハードロックスタジアム、およびここを本拠地とするNFLチーム、マイアミ・ドルフィンズのCEOを務め、F1マイアミGPのマネージングパートナーでもあるトム・ガーフィンケルは、プロモーションビデオの中で「F1の魅力と優雅さ、そしてF1レースの技術を、今まさにマイアミのようなダイナミックで成長中の都市にもたらすことは素晴らしいことだ」と述べている。
「レースに行き慣れている人たちが、『これは違う、楽しい、ワクワクする』と思ってくれるレースをどう作るか、ということを考えた」
「まず第一に、マイアミのことを考えた。マイアミ・ガーデンズ、そしてフロリダ州南部全体が、ファッションやアート、音楽、食べ物、スポーツなど、文化の発信地になっているんだ。とても魅力的な場所だ」
「レースという観点からは、世界最高のレースとそのテクノロジー、最高のエンジニアリング、最高のクルマ、最高のドライバーを、これまでそれを見たことがない多くの人々に紹介することができると思う」
「それは、人々の生活に大きな影響を与えることができると思うんだ」
マイアミGPのチケットは高額なのにも関わらず、わずか40分で完売。グランドスタンド席は転売サイトで1000ドルを超える価格で売られているようだ。
ホスピタリティ計画の一環として、サーキットはピットレーンの上にスタート/フィニッシュラインを見下ろす2階建てのパドッククラブを建設。ターン1のイン側には、第2のパドッククラブが建てられる。ハイネケンもピットレーン出口に隣接してガーデンスタイルのホスピタリティを用意している。
その他にも豪華なホスピタリティが用意されているが、ターン11~13付近にはマイアミの海岸線をイメージしたビーチが作られる予定だ。また、このイベントの創設パートナーであるレッドブルは、トラックサイドに大きな展望台を備えたエナジーステーションを設置する。
昨年1億3500万ドル(約167億円)を投じて作られたマイアミ・ドルフィンズのトレーニング施設は、レース週末にはMIAホスピタリティ・ヴィレッジとなり、スタジアム自体がアートや音楽ショーなどのイベントの拠点として利用される。
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