アストンマーティン、2026年からエイドリアン・ニューウェイがチーム代表に! ホーナー加入の噂に終止符
アストンマーティンF1は来季から、アンディ・コーウェル代表がチーフ・テクティカルオフィサーに、エイドリアン・ニューウェイがチーム代表を務めることが明らかとなった。
アストンマーティンF1は、2026年からのチーム代表にエイドリアン・ニューウェイを起用することを発表した。
今年3月1日にマネージング・テクニカル・パートナーとしてアストンマーティンに加わった伝説的なレーシングカーデザイナーであるニューウェイは、これまでチーム代表を務めてきたアンディ・コーウェルがチーフ・テクティカルオフィサーに異動するのに伴い新たな役職、チーム代表に就くことになる。
野心的なチームオーナー、ローレンス・ストロールはこの再編について、”相互決定”だと説明しており、元レッドブルの代表でF1復帰を目指していたクリスチャン・ホーナー加入の憶測に終止符が打たれた格好だ。
メルセデスのパワートレイン部門を長年率いてきたコーウェルは、2024年7月にグループCEOとしてアストンマーティンに移籍し、2025年1月にマイク・クラックからチーム代表の役割を引き継いだ。
しかしアストンマーティンは2025年に成績が振るわず、コンストラクターズランキング8番手に沈んでいるため、チームにおけるコーウェルの立場が弱まったようだ。
同7番手のハースとは1ポイント差だが、もし同7位以上でシーズンを終えられなければ、アストンマーティンがレーシングポイントからチームを引き継いで以来、最悪の成績となる。
アストンマーティンのプレスリリースによると、エンジニア兼デザイナーとして12回のコンストラクターズタイトル獲得と14回のドライバーズタイトル獲得に貢献したニューウェイは、引き続き「トラックサイドでの車両操作を含む技術チームを指導する」マネージング・テクニカル・パートナーの役職も務めるという。
Andy Cowell, Team Principal and Group CEO at Aston Martin F1 Team with Adrian Newey, Managing Technical Partner of Aston Martin F1
Photo by: Zak Mauger / Motorsport Images via Getty Images
「この9か月間、チーム内の個々の素晴らしい才能を見てきた」とニューウェイは語った。
「2026年に競争する上で最善の位置に自分たちを置くため、この追加の役割を引き受けることを楽しみにしている。2026年にはアストンマーティンがワークスチームとなり、新しい規制がもたらす大きな課題と相まって、まったく新しい立場に直面することになる」
「アンディの新しい役割は、新しいパワーユニット(PU)と当社の3つの主要パートナーとの統合に重点を置くことであり、この取り組みにおいて極めて重要なものとなるだろう」
コーウェルは新しいポジションで、「PUに関する比類のない経験と専門知識」を活かすことになる。
「アンディはチーム、ホンダ、アラムコ、バルボリン間の技術的パートナーシップの最適化に貢献し、チームの新しいPU、燃料、シャーシのシームレスな統合を確実にするためにチームのパートナーと緊密に協力する」と、プレスリリースには記載されている。
興味深いことに、コーウェル自身も最近の貢献について「エイドリアンと組織全体の基盤を築くこと」と表現し、「最高戦略責任者として異なる役割を担うには適切な時期だ」と付け加えている。
ストロールはコーウェルを「偉大なリーダー」と称賛し、その功績の中には「レースカーを我々の活動の中心に再び据える文化を育んだ」ことが挙げられるとしたが、不思議なことに、以前はそうではなかったことを示唆している。
アストンマーティンは、シャシーとPUの両面におけるF1の技術規則の全面的な見直しと、チームを将来の世界チャンピオンにするためのストロールの巨額投資が今のところ成功していないことから、2026年に向けて大きな期待とプレッシャーに直面している。
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