ノリス、F1ベルギーGPに複雑な思い「ポイント付与はどうかと思うけど、予選のクラッシュがなければ……」

マクラーレンのランド・ノリスは、F1ベルギーGPでわずか2周のセーフティカーランでポイントが与えられたことに葛藤を覚えているという。

ノリス、F1ベルギーGPに複雑な思い「ポイント付与はどうかと思うけど、予選のクラッシュがなければ……」

 マクラーレンのランド・ノリスはF1第12戦ベルギーGPについて、チームメイトであるダニエル・リカルドが獲得した6ポイントが、フェラーリとのコンストラクターズ争いに役立つことを認めつつ、レースが全くできずにハーフポイントで成立したことに葛藤を覚えているという。

 ノリスは予選Q1とQ2で最速タイムを記録し、ポールポジションを狙っていたものの、コンディションが悪化したQ3でクラッシュを喫してしまった。幸い本人に怪我はなかったものの、ギヤボックス交換を強いられ決勝レースを15番手からスタートすることになった。

 しかし決勝レースは悪天候により長時間スタート時間が延期された後、セーフティカー先導でレースがスタートされたが、3周目走行時に赤旗中断となり、そのままレース終了という形となった。セルジオ・ペレス(レッドブル)がレコノサンスラップでクラッシュしたため、ノリスはひとつポジションを上げたものの、それ以上挽回するチャンスはなかった。

Read Also:

 motorsport.comが、予選でのクラッシュが高くついたのではないかと訊くと、ノリスは「ああ、もちろんだ」と答え、悔しさをにじませた。

「でもそれは、結果論だ。ハーフポイントのレースになったこともそうだ。僕がいつも戦っている相手はポイントを獲得できなかったり、シャルル(ルクレール/フェラーリ)は1ポイントしか得られていない。チームとして、フェラーリを上回ったことは重要だ」

「だけど僕たちはレースをするためにここにいるんだから、レースをしたいんだ。予選の問題をリカバリーできなかったのは残念だったと思う」

 今回のベルギーGPはセーフティカー先導で2周したのみで、レース成立となった。この結果は多くの議論を呼んでいるが、ノリスは実際にレースラップがあった場合にのみ、ポイントが与えられるべきだったと語った。

「今日のレースにはポイントを与えるべきではないと思う。どれだけ少なくても、実際にレースをした周回があったらOKだと思う。でもセーフティカーの後ろを走って、ポイントを得るのはどうだろう?」

「もし僕がトップで、それなりのポイントを獲得していたら、真逆のことを言っていたかもしれない。今日のレースでは、ダニエルがフェラーリと比較して十分なポイントを獲得して僕たちに利益をもたらしたけど、ポイントを獲得するに値するレースではなかったと思う。なぜなら最終的にはレースではなかったからだ」

 FIAがレースを成立させるためだけに、セーフティカー先導で走行させたのではないかという質問に対しては、ノリスはドライバーにコンディションを試させる価値があったと答えている。

「ポイントを獲得させようとした(レースを成立させようとした)のかもしれないけど、彼らの判断がどうであれ、それは理にかなっている」

「ポイントが与えられるべきだとは思っていないけど、彼らが僕たちを危険にさらしたとは思わないし、やってみる価値はあったと思う」

「2周走れば、それで十分だ。正しい判断だったと思うし、それ以上走らなかったことも正しいと思う」

 それでも、ノリスはポールポジションを狙えるチャンスがありながらも、それを逃したことが頭から離れないと認めた。

「かなり悔しかったので、それが頭から離れないんだ」

「クラッシュしたことだけではなく、ポールポジションを獲得するチャンスを逃してしまったこともね。少なくともトップ2には入れたはずだし、もしかしたらマックス(フェルスタッペン)の前に出られたかもしれない」

「今日の結果は、ポイントを獲得するに値するものではないと思うけど、そんな素晴らしい結果になっていたかもしれない。あの位置にいられたら、ナイスだっただろうね」

 
 

Read Also:

シェア
コメント
アロンソ、“レース”が行なわれなかったベルギーGPでのポイント付与に不満「僕には入賞のチャンスが全くなかった……」

前の記事

アロンソ、“レース”が行なわれなかったベルギーGPでのポイント付与に不満「僕には入賞のチャンスが全くなかった……」

次の記事

マクラーレンF1代表、大雨のスパで下された判断に理解「レース開催を100%保証する方法は屋内レースしかない」

マクラーレンF1代表、大雨のスパで下された判断に理解「レース開催を100%保証する方法は屋内レースしかない」
コメントを読み込む