献身ノリス、チームの撤収作業を手伝う「本当に大変なのは、ドライバーじゃない」
マクラーレンのランド・ノリスは、ハンガリーGP決勝終了後、チームの撤収作業を手伝った。これについてノリスは、今年は非常に過酷なスケジュールとなっているため、エンジニアやメカニックを守らなければならないと語る。
写真:: motosport.com
F1第3戦ハンガリーGPの決勝レース終了後、マクラーレンのランド・ノリスは、チームがマシンを片付ける作業を手伝った。ドライバーがチームの作業を手伝うことは、非常に稀なケースであると言える。
そのノリスは、11週間で9レースを開催するという超過酷なスケジュールの中で、最もストレスがかかるのは、レースを戦うドライバーではなく、エンジニアやメカニックなどのチームスタッフだと主張。その状況を打開するため、各スタッフの長時間労働をできるだけ避けるべく、代替の人員を確保するために最大限の努力をすべきだと主張する。
ノリス曰く、それがハンガリーGPの日曜日の夜に、チームの撤収作業を手伝うことを選んだ理由であり、どんな小さなサポートでも、チームメンバーのストレスを取り除くことに繋がるだろうと語った。
「ドライバーにとっては、それほど悪いことじゃない」
シーズンが非常にタイトなスケジュールで行なわれることについて、ノリスはそう語った。
「コース上でレースカーを実際にドライブするという観点で言えば、仕事をしている時間は短い。メカニックがマシンの組み立てとマネジメントに費やす時間、またはエンジニアがサーキットで過ごす時間と比較すれば特にね」
「正直なところ、僕はレースを戦うのに十分な体力があると思うし、レース後にも完全に死んだような状態になっているわけでもなく、回復までに長い時間がかかると感じることもない。だから、僕はそれほど心配していない」
ノリスは、ソーシャルディスタンスを守るために、チームスタッフの仕事が複雑になったと指摘する。
「正直なところ、エンジニアとメカニックは、コースでの作業とそれに伴う移動に多くの時間を費やしている。だから、より厳しいんだ」
「彼らを労り、そして良好な状態に保つことは、とても重要なことだ。ピットストップを担当するメカニックは特にね。彼らは、パフォーマンスに大きな影響を与える」
「彼らは、僕らにオーバーテイクをもたらしてくれる。良いピットストップがあれば、ポジションを上げることができるんだ」
「だから、チームの全員を、可能な限り最高な状態に保つことを目指している。僕は大丈夫だけど、彼らにとっては重要な問題だ。だから僕はできるだけ彼らを労り、そして最高の状態を保ってもらえるように努めている」
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