ランド・ノリスが自身のメンタルヘルスの問題を公言する理由「誰かの助けになれるかもしれない」

マクラーレンのランド・ノリスは、メンタル・ヘルスに悩まされたことについて発言することで、同様の問題に苦しんでいる人たちの手助けになることを願っている。

ランド・ノリスが自身のメンタルヘルスの問題を公言する理由「誰かの助けになれるかもしれない」

 マクラーレンのランド・ノリスは最近、F1デビュー直後には、パフォーマンスを発揮しなければならないというプレッシャーにより、メンタル面でいくつかの問題に直面していたことを明かした。

 ノリスはそれを解決すべく、外部やチームからのサポートを受けることができたため、今ではF1で戦うことを楽しむことができるようになったという。

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 一部のスタープレイヤーは、そういう困難を経験したことを明らかにするのに躊躇するが、ノリスは自身が悩まされたことについて、包み隠さず話すことを選択した。イギリスのテレビ番組に出演したノリスは、そうすることが重要だと考えていたという。

 メンタルヘルスの問題は、最近では世間でもかなり注目されるようになってきた。これについてノリスは、次のように語る。

「僕は、2年前よりずっと良くなったと思う。そしてこのことは、僕が人生をもっと楽しめるようにしてくれた。人生をもっと楽しむことができるんだ」

「いつも心配したり、何かのことを考え続けたり、パニックになったりしなくてもいいわけだ。だから感じ方がとても良くなっていく。そして人々がそういうモノに悩まされていたというのを見れば見るほど、みんながより多くの助けを受けなければいけないということについての確信が増すと思う」

「僕も、このことによって大いに助けられた。そして、僕が他の誰かを助けることもできるということを理解している。こういうことを言いたいから言っているのではなくて、同じようなことに苦しんでいる人がいることを知っているから、それを言っているんだ」

Lando Norris, McLaren MCL35M, Lance Stroll, Aston Martin AMR21, and Yuki Tsunoda, AlphaTauri AT02

Lando Norris, McLaren MCL35M, Lance Stroll, Aston Martin AMR21, and Yuki Tsunoda, AlphaTauri AT02

Photo by: Mark Sutton / Motorsport Images

「だから、他の人を助けるための良い機会だと思う。そしてそういうことを言っている有名なアスリートは、気の毒に思ってもらいたいという理由だけでそれを話しているわけではないはずだ」

「僕らが、若い人たちや世界中の人たちが、同じように良い気分で過ごすことができるようにするのを手助けできる……それを知っているから、自分の体験を語っているんだ」

 ノリスは、自身が悩まされたメンタルの問題を、過去のドライバーたちも経験してきたはずだと考えている。しかし当時は、それについて明らかにするのは簡単ではなかったのだろうと、ノリスは語る。

「過去にも、同じような問題に悩まされたドライバーや、同じように感じつつも何も発言しなかったアスリートがたくさんいたと思う」

「最近は色々なことについてよりオープンになったのか、それとも自分たちが感じていることを喜んで言うようになったのか分からない」

「それでも、誰もがそういうことを言うわけではない。若いドライバー全員が、自分の気持ちを語るわけでもない。最近でもわずか数人だし、アスリートはその割合が少し多いのかもしれない」

「でもそういうことを言う人が増えれば増えるほど、多くの人がに気付くことになるだろうと思う。そしてソーシャルメディアは、人々の気持ちに影響を与える可能性があると思う」

 

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